こんにちは今回は職業選択はどうやってすればよいかについて書いていきたいと思います。自分は最近、新渡戸稲造の「修養」という本を読んでいます。
この本の中の第3章に職業選択をどうやってすればよいのかについて詳しく書いています。将来、何の職業につこうか迷っている中学生や高校生(高校生は文理選択が始まる前)に読んでほしい本です。
自分が大事だと感じたポイントを説明していきたいと思います。
1 好きなことと自分の性格の両方を考えて職業を決めること
自分はこの職業が好きであるか嫌いであるかは職業選択において大事だと書かれています。よく好きなことは職業にしないほうがよいという意見も聞きますが「自分の好きなことでないと仕事にたいする熱が入らない」という意見もありますがこの考えは本書では否定されています。また自分の向き不向きも大事な要素であると書かれています。その職業が好きであるかと向いてるか向いていないかはどちらも大切だと書かれています。
2 職業の好きであるかと向いているかについては親しい友人や親、教師などの自分をよく知る第三者に聞くこと
仕事において対人関係がない職場はほとんどないので自分の視点だけでなく第三者から見た評価を大事にしたほうが良いということが書かれています。
3 好きなものがない人は食べていける学問や仕事を選べ
自分はまさに高校生の時好きなものがない人だったのでこれには激しく同感です。このような人には工業や農業を勧めるとこの本には書かれています。法学や文学はあまり勧めたくないと書かれています。法学に関しては自分としてはそう思いませんが文学に関しては激しく同意です。大学で文学部を選んだ人は就職で相当苦労するのでやめといたほうがよいと思います。
4 親が自分の進む道に反対する場合は家庭の事情を犠牲にしても自分が成功する自信があるかどうかと親に与えた苦痛に見合うリターンが必ずあること
進学や就職に関して親の協力を全く受けないという人はいないと思います。反対をおしきって自分のしたいことをするならそれなりの覚悟をもっておくべきでしょう。
5 お金がないから進学できないという人は教師などに相談して調べることが大切
「お金がないから進学出来ない」という人がいますがこれは実際はどうにかなります。調べれば奨学金や大学の中でもお金を支給する制度はいくらでもあるので情報を知らないからこそ「お金がないから進学できない」という言葉が出てくるので教師側はもっとお金関係のことを伝えていく必要があると感じます。本書では金がないならないで知恵をしぼってなんとかしろと書いています。
以上になります!とてもおもしろい本なので読んでみてはいかがでしょうか