知っておくと得する会計知識⑯ 世界恐慌から早く回復した国は、金本位制をどうしたか?

お疲れ様です。ずっとフル稼働で疲れました。

帰りに友人とご飯を食べたので、少しストレス解消になりましたね・・

 

さて、今回のテーマは世界恐慌です。

この出来事は、第2次世界大戦につながっていきました。

第1次世界大戦でもう二度と世界対戦はしないと誓ったのにです。

 

人間というのは結局動物なんです。

 

この世界恐慌は、非常におもしろいテーマであり、研究もおもしろいものが多いです。

私は、失敗から学ぶことのほう圧倒的に多いと思っています。

 

さて、世界恐慌は、1929年に起こりますがその悲惨さは、アメリカ人の4人に1人が無職であったそうです。(国民の25%がですよ!)

 

色々な研究があるのですが、私が興味深いと感じるのは、金本位制」をどうしたかで国の経済の再建に明暗が分かれたことです。

 

金本位制」というのは、金を通貨の価値基準とする制度のことです。

 

もう少し踏み込むと、円やドル、ユーロが金と交換できる制度であり、金への信頼が円やドルの紙きれに価値を与える仕組みです。

 

実は、世界恐慌から早く回復した国ほど、「金本位制」をやめるのが早かったのです。

 

これを自分なりに解釈すると今までの価値基準を変えてうまく変化できた国が勝者となったということです。

 

国の仕組みや制度はなかなか変わるものではないですが、リスクをとって安定(今までの慣習や制度)を捨てた国ほど皮肉なことに経済的回復が早かったのです。

 

世界恐慌というテーマは本当におもしろいのでぜひ本を読んでみてください。