知っておくと得する会計知識128 圧縮記帳は補助金という収入を費用に変える操作のこと

お疲れ様です。5月ももう後半です。

5月病にも耐性がつく頃合いですね。

 

さて本日のテーマは圧縮記帳について

 

圧縮記帳とは、圧縮記帳とは税法の規定で、有形固定資産を取得した際の補助金・保険金などの収益を固定資産の取得額から減額し、減額額を圧縮損として計上して、収益金と相殺する方法です。その年の税負担を減らす効果があります。

【徹底解説】圧縮記帳とは?仕訳や適用要件をわかりやすく解説! | TOKIUM(トキウム) | 経費精算・請求書受領クラウド ここより引用

 

難しいですねこの説明をもっと簡単にします。

 

国は事務のDX化促進のため、システムを導入すると補助金を出してくれるとします。

A社は会社の事務効率化と補助金が出るということで申請書を出して補助金をもらい ました。

 

この時会社は補助金という形ですが、収入が入ってきます。

稼ぎ(収入)が発生したとするとセットでついてくるのは、法人税の納税です。

この法人税は収入をもとに算出されますからこのままでは補助金をもらったのに所得税の納税額が増える・・・

 

これを回避するために行うのが圧縮記帳です。

受け取った金額分をシステムの取得原価(導入にかかったコスト)から直接減らします。(簿記上では固定資産圧縮損という勘定科目 費用の増加です)

 

こうすれば収入が費用になるため法人税の納税額は増えないのです。

 

うーんあんまり上手に説明できている気がしませんね。勉強します。

この朝日デジタルさんの図がイメージしやすい

https://smbiz.asahi.com/article/14827684より引用