ついにこのガルクラ総研の記事の評論 これで最後です。
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(忙しい人はとばしていいです。とばしても単体で魅力が分かる記事を書きます!)
今回は最終章ということで実はこの最終章が一番語りたかった部分でもあります。
「人生は卒業式で全て終わりじゃない」その先にある社会との向き合い方を書きたかった
はいもうこれですよ。これ そう人生は卒業式で終わらないのです。
良い学校に入れば 良い会社に入ればそれで良い人生の終わり方ができる。そんなに人生甘くないです。継続して努力をしないと間違いなく最初が良くても居心地悪くなりますよ。間違いなくです。
それでねガールズバンドクライで一番僕が心動かされるのは
アニメという媒体で社会と向き合うということから逃げないことです。
ここなんですよね。僕は転生もの大嫌いなのですが、転生して何か解決するか?しないんですよね。つかねどんなにダサくても俺は現実に不格好でもいいから向き合う人が本当にかっこいいやつだと思っています。
花田 やっぱり演技そのものに関して言えば、それは当然プロで経験積んでいる声優さんの方が上だとは思います。でも、キャラクターに対する魂の入り方、これについては尋常じゃない熱を感じていて、エピソードが積み重なるに従って加速度的に良くなっていく。これは、アフレコと並行してリアルのバンド活動も進んでいく中で、アニメの中の「トゲトゲ」と気持ちがリンクする部分があった
僕ねこれなんですよ。キャスト陣全員が事務所に所属していない。
この下剋上が最高に心を打たれました。キャスト選出の時点で若いのにチャンスを与えたいという意図も素晴らしいし、花田さんが言っているように
キャラクターに対する魂の入り方、これについては尋常じゃない熱
そう熱量 人間の魂を動かすのは何かっていったらやっぱ熱なのです。
5人のキャスト陣 本業声優じゃないです。
でも1話から見れば分かりますが成長感がえぐい。とくにすばるちゃん。
俺はやはり這い上がる下剋上ものが好きなのです。そして、ガルクラは簡単に這い上がれるわけじゃあなくて桃香さんは夜勤しているし、仁菜はバイトしてるしで泥にまみれて一生懸命もがいているのです。
アニメとは違ってリアルバンドは本当に売れてくれないと困っちゃうんです(笑)仁菜たちは、「例え売れなくても、私たちはやっていく!」となってますが、そこを混同しちゃうのはまずい
これも最高です。そうアニメはあくまでアニメ キャストさん5人のこれからにつながるようになるのは絶対です。だからコンテンツって色々な側面から組み合わせて作るものだと思うのです。
ラストのシーンでは、事務所を辞めて一から出直しという形になりました。
花田 ここで武道館満員にしてダイダスに勝ったら「ラブライブ」になっちゃいますから、ハッピーエンドは最初から全く頭になかったですね。
僕はこの記事みてあの子たちにとっては事務所の枷がない方が魅力的なのは間違いないのでハッピーエンドで終わったと思っています。
この終わり方にも人生は全て卒業式で終わらないというテーマが込められていたと思います。野球を例に挙げると甲子園に出て終わりじゃなくてその後の人生の方がずっと大切なのですから。
――もし、続編が作れるとしたらどういった話を盛り込みたいですか?先程、コメディ要素にも言及されましたが…。
花田 一個考えてたのが、仁菜が超イケメンボーカリストに口説かれて、ホイホイ家までついて行っちゃう話です。で、結局襲われそうになるんだけど、巴投げでノックアウトして逃げ帰ってくるっていうね。
これはやったら個人的にアウトだと思います。仁菜の存在意義というか根本を壊すエピソードになりますね。よほどの力量があって納得感がないとガルクラの根底の価値観が揺らぐことになると思います。
仁菜は、「音楽」に真摯で純粋さがあるからこそあれだけ暴れても人望あるんですよね。それをまあ男にホイホイついていくようではまあ他メンバーからの信頼関係は崩れますよね。
桃香さんの元カレエピソードぐらいならいいと思いますが・・・
桃香さんは明らかに彼氏いたことある雰囲気でしたね。
最後は花田さんの判断ですが・・・
何にせよガールズバンドクライ 最高です。ぜひ視聴されてください!