わたしと桂ヒナギク527 ヒナギクは美しい 泥臭さも内包しているところは建築という営みそっくり

ヒナギクは美しい この「美しい」という形容詞が似合うヒロインだと思います。

僕はこれ建築とヒナギクってそっくりだなと思っています。

教会や学校など世の中には建築物がありますが、美しいものも多いですよね。

建築 確かに見た目は美しいですが、それを支える構造物 材料 人の労働と美しさを出すために泥臭いプロセスをひたすらに踏みます。

ヒナギクも一緒ですよね 畑先生は徹夜してヒナギクを描いた日も絶対あったはずです。現に今筆入れをして完全版を出しているのですから 

ただヒナギクは残酷なまでに美しい 2000一桁の時代にヒナギクを美しく作画しようという人の営みが確かにあったのだと思います。

 

2期の作画は一瞬の表情に所作が現れています。これ今の時代はスクリーンショットで切り抜けるけどアニメ放送はほんの0.1秒しか映らないわけです。

 

建築もそう 今残っているのは形だけですが、その背景にある設計者の思いや労働をした方の想いが詰まっていると感じています。

 

これは多分大人にならないとできない思考じゃないかなと思います。

この画像だってヒナギクの顔は単にシュッとしているのではなくて膨らみを入れることでちょっと気恥ずかしいということを表現しているわけです。恥ずかしいだけなら赤色入れるだけで一応表現になるけど、そこをあえて膨らませる。いいよね・・・

胸の膨らみは皆無だけど

ハヤテのごとく 完全版より引用