知ると得する会計知識906 REIT(リート)不動産投資信託の解説 リスクを減らすために人は知恵を絞る

今回のテーマはREIT(リート)不動産投資信託について解説。

 

最初に断っておきますが投資を進める記事ではありません。会計用語の解説をするだけなのでそこはご容赦ください。

REITとは

REIT(リート、real estate investment trust)または不動産投資信託(ふどうさんとうししんたく)は、公衆から調達した資金を不動産投資する金融商品の一種。

 

これは簡単に言うと不動産(土地や建物)は大きなお金が動き、リスクも高いもの(会計専門用語で流用性が低いと言います。)ですが、そのリスクを低減するためにキャッシュフローすなわち現金を受け取る権利を証券化したものです。

 

権利をビジネスにしたものはよくその性質を知っておかないと痛い目を見るというのは歴史の教訓です。

 

不動産というのは莫大な投資が必要な割になかなか現金に換えにくいという性質を持っています。例えば田舎の土地を現金化したいと思ってもなかなか現金にはなってくれません。

 

しかし、いったん売り手が見つかると家賃のように安定的に収益が発生するという性質を持っているため、その利点を生み出すための前段階として収益を配る権利を証券化して、投資を募ろうというのが簡単な流れです。

 

収益を配る権利の売買は直接不動産に投資するよりリスクが低くなるため、投資のためのお金を集めやすくなります。

 

財テクの一種ですね。投資には当然甲乙あるわけですからしっかりした知識を持ってやりたいものです。ちなみに僕は全くしてないです。ドル建てで貯金はしていますがね・・

 

https://www.toushin.or.jp/reit/about/index.html

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