会計って専門用語が多くて難しい・・・
そんなことを思う時期が私にもありましたが僕はね 専門用語で煙に巻く輩が多いのもややこしくさせている原因だと思っています。
専門用語で煙に巻く輩が嫌いです。僕がいつも意識しているのが小学生が分かるように物事は説明をするということ。
ということで愚痴は吐きつつ、決算書の読み方のコツを書きます。
決算書なんてたいそうな名前がついていますが、ようは決算書は会社という法人の成績表です。
予算は目標を数字化したもの 決算はその目標に対しての結果を数字にしたもの
これぐらい簡単に捉えればいいのです。かっこつける必要はないのです。
読み方のポイントは以下の通り
①その成績表が示す業種やビジネス方式を理解しておく。
③3年分の損益計算書を比較する。
これだけです。
①その成績表が示す業種やビジネス方式を理解しておく。
まず何より大事なのはこれです。車を作る産業なのか サービスを提供するのか
法人向けの製品を作るのか 個人向けの製品を作るのか
これらを把握しておかないと数字だけ見てあんまり稼げてない 稼げているの尺度が分かりません。
個人にとって100万円は大金ですが、国家の100万円というのは同じ100万円でも意味が違います。これと同じです。
損益計算書というのは言い換えると1年でどれだけ利益が出たか損失が出たかを表示する成績表です。だから損・益・計算書なのです。
会社というのは利益を出すのが至上命題ですから、これが出せていないということは野球選手が成績を残せなかったと同じ捉え方です。
しかしここで①の前提が大事になってきます。高校野球の世界で3割残すバッターとプロの1軍の世界で3割残すバッターは同じ3割でも当然違います。これは会社も一緒です。
③3年分の損益計算書を比較する。
会計の世界でも比較というのは大事です。過去3年程度の数字と比較しましょう。
1年だけ見るのも大切ですが、野球選手と同じようにその年によって成績に波があるし、成長曲線を描いているなというのは何年も見ていくことで分かります。
というようにざっくりですが、この3点をおさえれば大丈夫です。
物事はシンプルイズベストです。
