この資本主義社会で生きる我々は「お金」がないと生活できません。
つまり必要悪なのです。悪というかもともと「お金」というのは根底に「信用」がありますから結局は人間的なものとも言えるでしょう。
今回のテーマは「グラミン銀行とその制度」について
グラミン銀行は教科書にも出てくるぐらい有名な金融機関です。
詳細はもう色々な本や記事にもありますので特筆すべき点だけ本記事では書きます。
グラミン銀行(ベンガル語: গ্রামীণ ব্যাংক、英語: Grameen Bank)は、バングラデシュにある銀行、マイクロファイナンス機関
グラミン銀行(ベンガル語: গ্রামীণ ব্যাংক、英語: Grameen Bank)は、バングラデシュにある銀行、マイクロファイナンス機関
このグラミン銀行ですが、やはり根底にあるのは人間と人間の間での信用です。
特に私が興味を惹かれるのは下記の箇所
銀行は顧客に対し担保を求めない代わりに、顧客5人による互助グループをつくることが条件として求められる。これは、それぞれが他の4人の返済を助ける義務があるが、連帯責任や連帯保証ではなく、他のメンバーに本人に代わっての支払いの義務は生じない仕組みである[7]。しかし、実際にはしばしばグループのメンバーが返済できないメンバーの肩代わりをすることがある。銀行はそのような行動を借金を重ねることの無いよう方針として是認している[17]。
これ江戸時代の五人組制度を思い出しました。グループの力を使って相互牽制を働かせる効果があります。
連帯保証人制度を思い出さないでもないですが、やはりお金を借りる以上、飴と鞭 両方使い分ける大切さですね。後半の太字の箇所は現実に制度を柔軟に変更した結果だと思っています。
金融 正しい方向に使いたいものです。