日本各地でBリーグの人気が急激に高まっているのを1ファンとして実感しております。
このBリーグ今でこそ成長曲線を描いていますが、その仕組みが成長軌道に乗るまではかなりの困難があったといいますか10年以上のゴタゴタを解決したうえでの今があります。
本記事では簡単にですが概略を説明します。他のスポーツでもいまだに同じような構図のものもあり、参考にすべき点が多々あると個人的に思います。
詳細を知りたい方は上記のURLを参考ください。
まずバスケットボール界は今のBリーグ誕生前はbjリーグとJBLの二つの組織にプロが2分されておりました。
これは野球でいうパリーグやセリーグという組織の分かれ方とは違って、どちらの組織も自分たちが本物のトップ組織だとお互いが主張して譲らなかったのがバスケットボール界です。
この紛争の大まかな集団を分けると
①高校・大学の指導者
②地元のバスケットボール普及関係者
③実業団選手を抱える社会人チーム
④プロとして自走運営をしたいビジネス関係者
この4つがそれぞれの主張の調整が上手くいかなかったのがバスケットボール界だと思います。(あくまで私の認識です。)
アマチュアリズムVSプロフェッショナルという今でも続く同じような構図です。
バスケを教育活動として捉えるか 企業活動として捉えるかの認識のずれが統合が上手くいかなかった理由です。
教育側に関してはご存じの通り①高校や大学の指導者はエリート意識が強いです。
高校の体育教員に関しては、日本体育大学出身と筑波大学出身で派閥があるのは関係者の中では紛れもない事実です。
あと部活動などでも感じていましたが自分のやり方が一番という指導者が多い。
(その競技でエリートなので譲らないのです。)
②地元のバスケットボール普及関係者と①高校・大学の指導者は意外とつながりが三者三様それぞれで地方の中には自分達がバスケットボールを啓発してきたという自負があり、日本バスケットボール協会での権力が意外と強い。
(特に地方支部が顕著だったようです。)
③の実業団選手を抱える社会人チームへの選手供給は①の高校・大学の指導者が選手を供給しますが、あくまで運営の主体はその会社ということでこの段階ですれ違いが発生するのです。
OBやOGとしてつながりは保ったままですが、やはり会社のチームなのでここで現在の所属と過去の高校・大学の指導者との板挟みになる構図があります。
そして、その中から④プロとしてバスケットボールをしたい選手とビジネスとしてバスケットボールをしたい・盛り上げたい関係者が出てきます。
(実業団はあくまで企業活動の一種ですから経営が苦しくなると真っ先に休部や廃部になるのはどのスポーツも一緒です。)
アマチュアリズムVSプロフェッショナルの構図の完成です。
この抗争が泥沼になってバスケットボール界はオリンピック出場停止になるといった制裁も喰らっています。
こういう抗争を乗り越えた結果が今のBリーグになります。
スポーツ界というのはある意味自己主張の強い人間の集まりですから揉めるのです。(野球もすごいですよね・・)
今のBリーグの盛り上がりも先人の努力ありということで我々も歴史から学ばなければなりませんね・・・
