こんばんは 本日母の日でございます。
弁当を買いに行くと小学生ぐらいの子どもがカーネーションを購入する姿を見てほっこりした私でございます。
さて、今回書いていくのは書評です。
しかもおすすめの本です。その本は下記のものです。
一番好きなのは中公新書。理由は、内容が中立的で論理だったものが多いからです。
色々な視点を提供してもらえるのが、この中公新書の本です。
ある意味、ブランドですよね。中公新書が出版するんだったら読み応えがあって色々な切り口を提供してもらえるかつ学術的にも価値の高い本。
値段も新書ですからお手軽なのがいいです。
さて話が中公新書びいきにズレましたが、上の「大学の誕生〈上・下〉天野郁夫著」はめちゃくちゃ大学の誕生から現代までの歴史がわかりやすいかつ国立大学から私立大学まで全て内容が網羅されています。

高校生や受験生が読んでも絶対おもしろいと思います。
この本を読んで思ったのは
①昔の大学は今の比較にならないぐらいエリートの行く機関だったこと
②財政が不足する悩みは現代まで一緒
③今の専門学校と終戦前の専門学校は位置づけが全く違うということ
(戦前の専門学校とつくのが現在の大学にあたります。)
上記3点ですね。簡単にまとめると
あと私立大学のお金集めの問題や当時は官僚になることが最も優秀な人達がたどる登竜門だったこと キリスト教系の学校など全て網羅されています。
どうしても関東・関西の大学ばかり焦点が当てられますが、当時はそれだけ大学というシステムが先進的だったことの現れです。
同志社大学や慶應義塾大学ですら、潰れかけたということも経緯が記載されていて、おもしろいです。
ぜひ、おすすめですので時間がある 興味のある方は読んでいただければと思います。
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