おはようございます。5月も本日で15日ということで中盤になりました。
GW明けから仕事モードに復帰できるようになりましたでしょうか?
さて、今回書評するのは、
教育関係の本の紹介と中公新書が多いのはそればかり読んでいるということでご勘弁ください。帝国大学とは下記の大学群のことを指します。
旧帝国大学(きゅうていこくだいがく)とは、帝国大学を前身とする7つの国立大学を示す通称である。また、旧外地の大学を含まないことを明確にする場合は旧七帝国大学と称する。略称は旧帝大、旧七帝大。
まあ雑にまとめるとその地方や都市で最もレベルが高い大学群です。
(中国地方を除く)
研究費や運営費交付金をいっぱいもらっている大学ですね。
あと入学するのがめちゃくちゃ難しい。
書籍の名称にもありますが、本当に全国のエリートが集う大学となっております。
レベルが高すぎて志望校にすらあがりませんでしたね。私の場合は。
さて上記の本の書評および感想を書いていきます。
①東京大学は色々な機関が合併されてできあがった。
日本で一番格付けが高い東京大学ですが、その誕生の歴史はけっこう複雑です。
色々な組織が集まった結果今のような形になっています。江戸時代からある学問所などと統合と書かれていたような・・・・ 読むとおもしろいです。
②京都帝国大学は東京帝国大学と違う特色を出そうとしたが失敗した。
日本で2番目の大学というと京都大学。この京都帝国大学 設立にあたって東京帝国大学とは違う単位制などを採用して独自の研究や教育を行うという試みがあったのですが、挫折します。
その理由は高等文官試験(当時の官僚になるための試験)の合格者が東京帝国大学出身者に比べて結果が振るわなかったからです
学生に自由を与えるようなカリキュラムを組んでしまったことが、逆に仇となって高等文官試験合格者で東京帝国大学と差をつけられるというのは何とも皮肉な話です。
当時のトップエリートですら、自由すぎるとかえって結果が出ないという良い歴史の教訓だと思っています。そして、何だかんだ結果がモノを言うのが社会だということも
③地方の帝国大学は医学や理工系が主体
明治時代は西洋の科学技術を吸収して、日本が近代国家になる時代です。
その中で重視されたのがやはり科学技術です。
法律が一番ではないか?という印象が強いですが、東北や九州の帝国大学は医学や理学が主体です。なぜか? それは理工学はお金がかかるからです。
そして、現在も国公立大学は理系の学部に税金が投入されているのがほとんど(あと教員養成系)であり、その源流は明治時代からもあったということです。
そのため、法律学や経済学は慶應義塾大学や早稲田大学、明治大学といった私立大学が講義を行うという体制になります。法律学は理工系みたいに実験がないため、私立大学で教授を任せようという流れになったみたいです。(私はそう解釈しています。)
旧帝国大学に進学するために頑張るぞ!という方や今の日本の大学の研究・教育構造を知りたいと言う方におすすめの1冊になります。
帝国大学出身者ではなくてもおもしろく読める内容なのでぜひ! それではまた!
![]()
|
|

