おはようございます。
5月ももう後半ということで休職期間が終わりに近づいてきております。
あの職場に戻るのかとちょっと気持ちが落ち込んでいますが・・・
今回の書評は「入門銀行論 有斐閣」について
|
|
銀行業界に就職したい方にはおすすめの一冊だと思います。
(銀行への就職はおすすめはしませんが・・・)
銀行関係の必要な知識がこれ一冊で内容を把握できます。読み物としても銀行業界が今の時代どういうふうになっているかもきっちりと記載されております。
読んで考えたことを列記していきますね。
①やはり店舗を持たないネット銀行がこれからの主役になる
銀行といえば立派な建物のイメージが私の中にあるのですが、あの店舗を借りる経費がものすごくかかります。これはATMも一緒で銀行に限らず商売というのはいかに固定費を減らせるかが鍵だと思っています。そういう意味でネット上やスマホで完結するネット専業銀行は間違いなく主流になると思います。(というかなってきていますね)
固定費がかからないから、預けた時の金利を高く設定できるなどのメリットが生まれます。私のおすすめはPayPay銀行です。あれはまさにフィンテックの凄さや強みを持つ銀行ですね。私もゆうちょの預金をPayPay銀行へ移そうと思っています。
普通にゆうちょの定期預金の利率より高いですからね。
②クレジットカードや決済のことも内容が網羅されている。
金融関係の知識もきちんと網羅されております。そこが良い点。
③地方銀行や信用金庫は統合が進み、かなり厳しい状況になる。
私は地方に住んでいるものですが、これから間違いなく地方銀行や信用金庫は統合が進むかつ厳しい状況になっていくと思います。
銀行業は電気やガスと同じで規模の経済が働く業種です。預金がたくさん集まれば集まるほど安定感が出るし貸し出せるお金の金額も多くなります。
地方銀行や信用金庫はそれ以外の付加価値を生み出せないと間違いなく淘汰が進むと予測されます。
会社としても倒産する可能性のある銀行よりも預金が集まる銀行に会社のお金を集めた方が現金が無くなるリスクが低下するため、預ける際にはやはり大きな銀行へ預けるのは戦略として当然だと思っています。
銀行 仕組みは好きなんですけどね・・・本当働く方々のストレスはやばそう・・・
それではまた!

