こんにちは 暑いですね。今日は家の掃除をしておりました。
復職する日が6月2日からになりそうです。その前にクソ上司に電話で復帰連絡をしないといけないので、来週電話をかけます。
周りに迷惑をかけてしまいましたから出勤したら頭を下げて回ります。
さて、自分の大好きなブログに向き合えるのもこの休職期間中だけということで、どんどん質と量の高いものを書いていく所存でございます。
今回書評していくのは、「花王の経理パーソンになる 中央経済社」です。
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掃除中にそういえばこの本読んでやる気に満ちていた時期もあったなぁと思い今回紹介させていただきます。
会計や経理なんて絶対に性格的にないだろうなと思っていたのに配属されるから人間というのは不思議なものです。
我が社の人事がいかに適当に決めているかを物語っていると思います。
これでも最初はやる気あったんですよ。ブログでも毎日会計知識を書くぐらいには
しかし、やっていくうちに愚痴とインボイス制度の悪口ばかりで読者の方が良い想いをしないと思ったため辞めました。(その割には今も暴言の連続ですが(´;ω;`))
それよりも書きたいジャンルを突き進む方がストレス解消になるので、最近書かなくなりましたね・・ 希望があれば書きます。
大変前置きが長くなりましたがこの本は良い本なのでポイントチェックいきます!
①とにかく経理も現場の工場に行って一緒に課題を解決しろのスタンスが好き。
会計の本だから会計知識から始まると思いきやこの本は違います。
僕はこのスタンスが大好きです。学者や専門家の立場で物事を考える輩を僕はあまり信用していません。(もちろん全員がそうというわけではないのは知っています。)
古いやり方なのかもしれないけど、やはり現場に足を運んで一緒に困っている人と考えないと良い仕事はできないと僕は思っています。
花王は大企業だからといってオフィスでパソコンとだけ向かい合っている企業ではないということです。
本当に良い会社ですよね。生活用資材のメーカーを見ると花王ばかり
後述しますが、決算書類の国際化も花王は日本でトップを争うぐらい早かったことが本書には記載されています。
②異なる目的には異なる原価を(原価の計算方法が特殊)
この本の半分ぐらいは原価計算の仕組みの解説がされております。やはりコストに対してシビアに花王は計算をしているからこそ、あれだけの利益が出るわけです。
それに比べて我が社は固定資産の管理すら怪しい始末 もうこういうところですよね。
一流はやはり一流の習慣や文化があるからこそ一流企業なのです。
なので、大きな結果を出している企業で働ける方はある意味ラッキーと思いましょう。小さい会社から大きな会社はやはり現実問題として難しい。
大は小を兼ねるというやつです。
(まあ大きくても某電話会社みたいになめた対応するところもありますが・・)
③IFRS(国際会計基準)への対応
この本のP138に花王は国際会計基準への変更は2016年に完了したことが書かれております。そうこの国際会計基準というのはグローバル企業なら対応すべきです。
みなさんもありませんか?単位が千円と円になっているのが揃っていない書類。
単位は揃える この小学校算数で習う原則がなぜかできていない。
LとmLはそのまま足しちゃだめですよね? この国際会計基準は会計世界における主流の単位です。今でのポンドやガロンなどの単位を国の文化性もあってそろえるのに苦労している国もたくさんありますが、やはり比較をするためには単位は同じにしないといけないわけです。これは会計世界でも一緒
花王はアジアへの拡大に力を入れているみたいですから、投資家のための情報公開もきっちりしているわけです。情報公開がきちんとできているところは例外なく業績が良い傾向にあると思います。だって、不都合があると公開したくないものですから
赤字決算の数字なんて本当は出したくないけど、出さないと犯罪になるので、
出すのです。(法人税の納入にも関わりますし・・)
ということで本書はけっこう内容としては厚めですが、読みごたえは抜群なのでぜひ読んでみてください。工場を抱える会社は本当固定費計算しっかりしないと破綻一直線ですからね・・・・
それではまた!
(最近ワードプレスにしようかな・・・とも悩んでいます。)
