おはようございます。百日咳が治りかけたのに、なぜかまた再発しまして・・・
気温の変化が激しいからでしょうか? 嫌なものですね。
さて今回書評していくのは、デスノートを見ていて警察関連の書籍でおもしろいのがそういえばあったなと思いだしたので、紹介していきます。
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公安警察とは
公安警察は、国民の安全を守るため、テロ対策、スパイ対策、サイバー攻撃対策、その他、国家の安全を脅かす犯罪の捜査・対策を行う警察組織の部門です。
(AIの要約より)
ようは警察の中のスパイのような役割を果たすのが公安警察だと私は理解しております。当然抱える秘密も多いことから本書も事実と考察の部分がまじっているので、そこの見極めは必要かなと思います。
数少ない表に出てきた資料に基づいて著されているので、私は半分本当で半分予測になっていると勝手に思っています。
それでは印象に残った点やおもしろかった点を紹介していきます。
①警備二部という左右両翼と外事事案の取り締まりをした部署に力のある人が揃えられた。
組織には、忙しい部署や花形と噂される部署があるものです。
グーグルやアマゾンはテクノロジーに関する部署が一番実力が集まると言われています。僕も今からの時代は科学技術を重要視する部署が花形ではない会社は世の中に大きな価値を提供できないだろうなと思っています。
銀行などは、営業部隊が花形とされているところは淘汰されると思って間違いないです。
話が横に逸れましたが公安警察の昔の花形は、警備二部で左右両翼と外事を取り扱う部署だったそうです。おそらく今はサイバー犯罪が花形と私は睨んでいますが・・・
学生運動時代は、左翼の暴れ具合がすごかったと聞きます。
歴史は繰り返すといいますから、私の生きている間にもう1回同じようなことが起こるのかも・・・ 嫌ですね。ただ今の世の中を見ているとあながち起きないとは言えないですね。
②協力者を作るときは既成事実を積み上げてスパイに仕立て上げる。
この公安警察ですが、情報を集めるために協力者すなわちスパイを自分で育てあげるケースがあると本書は書かれておりました。例を挙げると共産党の信奉者の一人に接触して情報を横流しするように仕向けるなどです。
このやり方があるみたいで、協力者は作る際は、お金を渡すや不倫など既成事実を積み重ねて裏切られないように囲うと書かれていました。
そうですよね 自分がお金を非合法でもらったり、不倫したりをばらされたくないからより忠実に協力するようになるのが人間真理だと思います。
あまり悪用はしたくないものですが・・・
こんなところでしょうか。公安ということで扱う秘密が国家機密なので、おそらく本書も少ない資料の中から考察されているので、謎に包まれた部分はいまだにあります。
しかし、少ない事実から論述されているのでおもしろかったです。
興味のある方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか?

