おはようございます。早く目が覚めてしまいましたね。
もうすぐ復職ですから、生活リズムを元に戻さなければなりません。
さて、今回書評していくのは「国立大学教授のお仕事 ――とある部局長のホンネ (ちくま新書)」です。
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【中古】国立大学教授のお仕事 ——とある部局長のホンネ (ちくま新書 1852)
(中古なのでこっちのが安いです。)
さて、大学教授というと仕事って研究や教育をイメージしがちですが、その仕事はそれだけじゃないことがわかるおもしろい本です。
エリートと見られがちな大学教授という職業ですが、自己主張の強い人たちの集まりなのでかなりストレスがかかるということが本書にも記載されておりました。
印象に残ったところやおもしろかったところをピックアップしていきます。
①神戸大学ですら予算がないみたいです。
本書の著者は、政治学者の方でいわゆる大学教授の文系の研究分野を専門にされている方です。愛媛大学と神戸大学で勤務した経験が赤裸々に語られており、とても読みやすい本になります。特に思ったのは、国立大学法人化してから神戸大学というエリート校ですら予算が少なくってなったこと。
光熱水料やコピー代の基本経費が高騰しており、使える研究予算や教育予算は毎年減少しているようです。そのため、充実した研究を行うためには外部資金を獲得しないといけないということで、その事務書類作成に時間がかかるしなかなか通るものでないことから研究が厳しいみたいです。
②とにかく研究や教育以外の会議や事務作業が多すぎる。
本書の著者は、いわゆる部局長というその学部で一番偉いとされる役職に就いた経験のある方です。しかし、それは外面だけで実質は誰もやりたくないことなので押し付け合いが発生するとのこと。
また部局長になると会議などに参加しないといけないため、研究時間がより少なくなり激務度が増すと書かれておりました。
そして、一番ストレスのかかるのが新しい教授を採用するときや准教授から教授に昇格するのを決めるときであまりのストレスで入院するはめになったことが書かれておりました。
自己主張の強い人たちの集まりみたいですね。特に文系学問で政治だからやばそうな感じが伝わってきました。
こんなところが印象に残りましたね。私の通っている大学では論文が大事な世界だというのは何か授業中に言っていましたが、実際は膨大な事務作業があるということで大学の事務も大変みたいです。
事務職員の協力がないととてもまわらないそうで、著者は差し入れなどで仲良くなるのが円滑に仕事をするコツだと書かれておりました。
どの仕事も大変なんだなと思わされる本書なのでした。
それではまた!
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