おはようございます。本日から6月が開始でございます。
梅雨でジメジメかつ暑くなっていく季節。体調には充分気を付けましょう。
さて、今回書評していくのは「ロシア政治 プーチン権威主義体制の抑圧と懐柔 (中公新書)」について
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ロシアの政治について、色々な視点から説明されている本でございます。
現在もウクライナとの戦争が続いており、その動向が注目されるロシア。
昨日は安倍照恵さんとプーチン大統領との会談でニュースにもとりあげられておりました。
それでは書評していきます。
①権威主義体制を「統治機構、選挙、中央と地方の関係、治安機関、経済、市民社会の6つの観点」からの説明しており、多面的で分かりやすい。
ロシアに限らず国というのは様々な要素が成り立つことで成立している大きな組織です。この新書は6つの視点から解説しており、ロシアはいわゆる公的なセクターの権力が強い国になっています。
歴史はつながっているものですが、ソ連時代から変わってきたところもあれば、根幹はそのスタイルを引き継いでいるところも多々あります。
一言で雑にまとめると懐柔するのがプーチン大統領は上手いといったところでしょうか。法律や司法などを上手く使って権威主義体制を自分達の利益にかなうように誘導している印象です。
あとプーチン大統領はサンクトペテルブルク大学の法学部出身ということから官僚制や政治制度に強い略歴を持っています。
政治や法律が国の根幹を決定づけるということでしょう。日本の明治時代も国家官僚の育成を最優先した背景もあることから、そういった側面では似ています。
②世論などを自分の良い方向に誘導するのが上手いのとロシア国民は強いリーダーシップを求める傾向にある。
世論操作などはどの国でも行われていますが、特にロシアはそれが強い国の一つです。
また、国民が強いリーダーシップを求める国でもあり、いまだにレーニンのような独裁者を支持する人々も多いことが本書では述べられておりました。
アメリカのトランプ大統領と世界的に強い(と感じる)リーダーシップが幅を利かせる時代になっているのかもしれませんね・・・
また経済なども国が先導する形になっており、ロシアの石油企業なども取り上げながら本書では説明されています。
こんなところですかね。ソ連や共産主義などどうしても気になってそれ系の本を読む傾向にありますね・・
それではまた!
