おはようございます。私の復職の日が決定しまして、 6月16日からになります。
本当はもっと早く復帰したかったのですが、産業医から受け入れの準備があるからしばらくは・・ということで 初めて会社のブラックではない側面を見たような気がします。
さて、今回書評していくのは「コミンテルン 国際共産主義運動とは何だったのか (中公新書)」です。
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ロシア革命後の一九一九年、コミンテルン(共産主義インターナショナル)は、世界革命のために誕生。各国共産主義政党の国際統一組織として、欧州のみならずアジアなど各地に影響を及ぼすべく、様々な介入や工作を行った。
本書は、レーニンやスターリンら指導者の思想も踏まえ、知られざる活動に光をあてる。
一九四三年の解体にいたるまで、人々を煽動する一方、自らも歴史に翻弄され続けた組織の軌跡を描き出す。
アマゾンの紹介文より引用
僕個人としては共産主義って宗教の1種と思っています。
それに経済的な側面をくっつけただけの
同じ人間が活動しているとは実感できないところがなんかこう魅力なんでしょう。
僕は共産主義者ではありませんが・・・
中学時代に共産主義の考えを初めて学んだ時って多分、共産主義ってみんな平等って素晴らしいイデオロギーやん!と騙されるのですが、実態は結局独裁という・・・
本書も大変読み応えがあり、共産主義関係の本が好きな方は間違いなくおもしろく読める本になっております。書評していきますね。
①あいかわらず革命 革命って大きな言葉が好きなソ連
共産主義と革命はなぜかよく結び付けられがちですが、共産主義というのはマルクスも言っておりましたが資本主義が成熟しきった後に本来到来すると予測されていたものです。
(マルクスの資本論はあれは一種の宗教書ですね。難解すぎてその難解さゆえにもちあげられている側面があると思っています。言い回しがくどく性格悪い人のそれです。ちなみにマルクスは労働者階級に身をおいたことは一生ありませんでした。)
なんであんなに共産主義関連って暴力的になるのですかね・・・
そこが衰退していった理由なのでしょうけど 本書でもそれを感じさせます。
②独裁に見えてけっこう国民の反応を気にして政治運営をする側面がある。
ソ連と言えばもう私の偏見で大変恐縮なのですが、独裁のイメージが強いです。
しかし、国民の支持を意外と気にする側面があるというのを本書から感じました。
どの政治組織も結局は国民から支持を得られないと衰退するということで・・・
それは歴史が証明しています。ソ連は崩壊しましたし。
③重要な情報を下にまわさない組織は腐敗する。
これはコミンテルンに限らずそうだと思いますが、重要な情報を社員や職員に知らせない風通しの悪い組織が衰退していくのだということをあらためて実感しました。
その情報をなぜか偉い人達は隠したがる傾向にありますよね。
みんなで議論したほうが良い方向に進むのに、上層部だけで下の意見を聞かずに勝手に物事を進める。こういう組織は衰退していってしまうんですよね。
上記3点、これらのことを感じる本書でした。
