おはようございます。梅雨入りしましたね。
来週月曜日から仕事に復帰でございます。
最近ニュースでお米関係の話題がよく取り上げられますね。
JAの無能さが出ていると思います。民間会社の方が消費者にお米を届けようと対応が早いような気がしています。アマゾンでもお米早速販売されていましたね。
本当に流通業界の対応の速さはアマゾンに限らず素晴らしいものがあると思います。
私はどうしてもお米を食べないと体がだるくなる体質でございまして・・・
さて、そんなお米に関する「大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済 (講談社現代新書) 」について書評していきます。
①米が江戸時代は通貨として流通していた。
歴史の教科書などでも有名ですが、江戸時代はお米が通貨として流通しておりました。今でこそ通貨は紙幣や硬貨ですが、お米も保存性や最終的に食べられるという性質から人々の中で信用の源泉だったということが分かります。
それがさらに先物取引にまで行われるようになるのですから人類というのはすごいものです。
②大阪堂島米市場は日本のウォール街と言っても差し支えないぐらい金融の取引が行われていた。
大阪堂島米市場 ここで米に対する信用=通貨として使われているという性質を背景に今でいう先物取引やFXが米切手という証券を使って取引がさかんに行われていたことを説明しているのが本書です。
読んでいて人間の想像力のたくましさと言いますかすごいなぁという印象です。
私は先物取引はFXに手を出すことはありませんが・・・
その原理原則が江戸時代からあったということで、
何も科学技術だけが文明を進歩させるわけではないことの好例だと思います。
やり方や方法も技術という側面から捉えると意外とその源流は歴史の中にあるのかもしれませんね・・・
こんなところでしょうか。
私の読んでいる限りではけっこう難しい本という印象です。興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか
あとお米は購入できるうちに買っておきましょう。保存がききますからね・・・
下記にアマゾンだけですがURL貼っときます。




