水野五郞のブログ

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書評「サイエンス・オブ・サイエンス 」科学者を科学的に分析した良書 被引用件数や有名雑誌に掲載されることが世界単位で争われている。

おはようございます。暑いですね・・・ ただ7月後半の方が暑かったように感じるのは体が暑さに慣れてきているからですかね? 本当に地球温暖化何とかしないといけませんと毎回のように書いている私でございます。

 

さて、そんな地球温暖化とも関連のある科学に関しての本をご紹介していきます。

今回書評するのは「サイエンス・オブ・サイエンス 」です。

この本今年の7月に発売されたみたいですが、めちゃくちゃ私は楽しんで読むことができました。ポスドク問題は日本だけではないのだなということが分かります。

 

アカデミックな世界はどうもね・・・ 博士課程まで行くともう私のような凡人としてはアカデミックで生きていく以外はあまりおすすめできないですよね。

 

知人いわく修士課程で絶対博士課程はないなと思うそうです。

だって理系の修士課程は引く手数多で民間の方が待遇も良いから 

 

アカデミックの世界に残るのはよほどのマゾだと言ってましたね。

大学院生なんて実質奴隷だよと言っていましたね・・・ 

学費払って奴隷になるやつなんておかしいのは確かにそうです。

 

そんなアカデミックな世界をデータを元に赤裸々に書かれているのが、

本書になります。それでは書評していきます。

 

①科学的に大きな業績を残す年齢帯は30代~40代が多い。

数学なんかは20代で結果を残さなきゃあとは凡人で終わると言われていますが、

これはデータを基に見ていくと違うと本書は述べています。

むしろ30代や40代になってから出した論文の方が、重要なインパクトを後世に残す傾向が多いようです。

 

これはある意味希望ですよね。

仕事なんかもそうだと思います。働き盛りがやはり一番結果が出るということです。

 

ただ、30代や40代で結果を出すには、

20代での努力が必要だというのは本書でも述べられていました。

 

特に科学というのは、今までの積み重ねを学んでから新しい道を切り開くものなので、求められる前提知識は時代が進むごとに増えていきます。そこが大変ですね。

②共同研究の大切さ 共同研究は個人で研究するよりも生産性を大きく向上させる。

科学界はノーベルやニュートンなど個人名が有名にとかくなりがちですが、

科学的に大きなインパクトを残すためには、複数人で研究。つまり協力が大切だと書かれています。

これはそうですよね。人間が社会的動物たる所以です。
実際研究結果なども共同で行ったものが良い業績を残す傾向にあるそうです。

 

なので、学会活動などは研究協力者との接点を作るうえで大事だそうです。

これは仕事の飲み会などと同じですね。

やはり人の集まるところにはできる限り(辛いですが)参加した方が人間的に成長できるということです。

③SCIに登録された論文の最初だけのページを印刷するとキリマンジャロの山頂までの高さになるぐらい論文があるが引用されるのはその上層部のみ

※SCIとはアメリカのISI(Institute for Scientific Information)社が作った、科学技術分野の学術データベースのこと。

blog.wordvice.jp

グーグルの検索結果しかり最初に表示されたものしか我々が見ないように引用される論文というのは、このキリマンジャロの山頂にあたる部分の上澄みがほとんどだそうです。

 

学術の世界に限らず、格差が開くのはどこの世界も一緒ということですね
成功が成功を呼ぶ その格差を放置していてはダメだというのが僕の持論です。

 

しかし、世の中はそのようになっているのが事実 

だからこそ少しでも格差をなくしていこうとする努力が必要だと思っています。

こんなところですかね。

本当この本を読んでいると科学の世界はまさに競争社会だなと思います。


アカデミックな世界は性に合わないね。仕組みはおもしろいけど・・・

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