今日はかなりイライラして帰宅してきました。
自分のミスのふがいなさももちろんありますが、仕事をやらないくせに文句だけ言うのが本当に腹立つ。
そんなイライラを発生させるのが我がクソ会社ですが、まあこの本を読んでいたら我が社の組織風土そっくり イライラしますが、失敗の検証ということでかなり内容は勉強になります。安定の中公新書 さすがです。
印象に残ったところをピックアップしていきます。
①マニフェストに縛られた民主党
民主党政治の特徴は何かと問えば僕はマニフェスト(選挙の数値目標)だと思っています。(事業仕分けも話題になりましたが、あれはショーの一貫だと僕は冷ややかな目で見ていました。)
このマニフェストに終始足を引っ張られた印象です。
選挙の際に国民との約束ということで、使われたマニフェスト。
この算定根拠が自然増する社会保障費を想定していなかった、数字をけっこうはっきり示したがゆえに守らないと約束違反 守ろうとすると数字に縛られて柔軟な政権運営ができないと足をひっぱりまくったことが文書でも証明されています。
我が社でも数値目標あります。これが形骸化しているのが我が社です。
数字は出すけど誰も守らないから実質意味がない こういうのはマニフェストに限らずです。目標をたてるときはいかにプロセスが大切かということです。
②政治主導は理想ですが、その政治が主導するだけの力が無かった。
これは官僚との関係性ですが、官僚の力がないと政権が運営できないということが本書を読んで実感しました。この前の参議員選挙が野党が躍進しましたが、彼らが政権を運営できるかといったら間違いなく無理です。だから官僚の力を借りて一緒に協力してほしいなと思っています。
おそらく自民党でも官僚の力なしでは無理 民主党はそこを甘く見ちゃった印象です。
③事前の根回しの大切さと上で勝手にいきなり決めると揉める。
僕は仕事ってどの職種も調整が上手い人が仕事ができる人だと思うんです。
というか調整が仕事のほとんど 根回しをいかに事前段階でしておくかが僕はキーポイントだと思っています。我が社は勝手に上で決めたことをして、案の定部下に説明がないから大混乱するんですよ。アホ会計システムを導入して大混乱。
よく潰れないなと思いましたよ。
民主党の運営時はこの根回しする場を政治主導の下でとりあげちゃったせいで大混乱したみたいです。(もう我が社のことかな・・・・)
②でも述べましたが、やはり官僚の方々の調整能力って高いんだなと実感します。
こんなところでしょうか。ぼくの持論は政治は官僚と協力しながらするのがベストだと思っています。圧倒的に情報を持っているのは府省庁ですから
我が社の惨状をそのまま書いているかのような文章は怖いですね逆に
つか我が社は民主党なみにやばくね??

