こんばんは 私生活がすこぶる忙しくてですね・・
なかなか今週は読書する時間がとれませんでしたね。
会計地獄です。僕が思うのはね、お金が絡む仕事はあまりおすすめしません。
ただ人間社会というのは、どうしてもお金の動きがどんな場所でもついてくるので、
誰かがやらないといけないんですよね。
そんな会社の生贄にされているのが私です。
さて、自分のやっている仕事に意義を見出せなくなるということは一生懸命にやっている人ほど必ずぶち当たる壁だと思っています。
だから本を読んで俯瞰して自分の業務は、一応社会に役に立っているんだということを意識的に実感することが大切だと僕は思っています。
今回紹介するのは、会計のそんな本です。
「会計と経営の七〇〇年史 ――五つの発明による興奮と狂乱 (ちくま新書)」
僕の中でちくま新書はけっこう当たり率高いです。
中公新書には及びませんが、岩波新書より自分は当たり率高いと個人的に思います。
この本も良かったです。この本を読むと人間の歴史というのはお金がついてまわるということですね・・・
印象に残ったところをピックアップしていきます。
①会計嫌いのリーダーが率いる組織は危ない という事実
→分かるマーン
これ私会計をやっているからこそ分かりますが、マジでその通りです。
日本でなぜ財務省があんなに権力を持っているように言われるかというと国という組織の会計を司っているからです。(気に食わない態度のやつもいますが・・・)
そうなんです。どんな組織にもお金の流れがあるのです。人間だから。
大学だろうが、学校だろうが、会社だろうが、役所だろうがどこも同じです。
特に会社は資金繰りが最も大事なことです。資金がショートすると組織は終わります。
この本は改めてそのことを実感させられるし、本書でもその通りに述べています。
②会計技術のイノベーションは乗り物と一緒に起こる。
これ確かにその通りです。
株式会社が生まれたのは、船の事業リスクを分担するために
減価償却が生まれたのは、鉄道のコストを回収するために
こんな共通点がありますね。飛行機は?と思いますが、飛行機事業も多分空港整備などで何かしら後世で語られるような会計技術の発展があるのかもしれません。
特に自営業者含めて、その技術の恩恵を受けているのは、
減価償却の考えだと思います。納税の際にどうしても意識しますからね。
(減価償却の詳しい内容はこのブログでは省きます。)
③初期の鉄道会社は元軍人と新技術に強い若者のタッグがイノベーションを起こした。
この本で記述されていますが、組織を動かすノウハウに当時一番長けていたのは軍人なのです。そらそうですよね。だって人の命を預かるですから。
戦後の復興に元軍人が民間で活躍したのは、日本だけじゃないです。
共産主義社会が非効率だったように、世の中というのは厳しいですが、
競争がどの分野でも発生します。
イノベーションを起こしたいなら、僕は軍人の役割は年配の管理職が担うべきだと思っています。そして、新しい技術を使うのは若手ということで、このタッグが最強みたいです。
グーグルなんかもそうだったと記憶しています。天才2人が起業して、
財務的な方は経験豊な人に任せていたようなことを読んだ気がします。
日本のホンダも似たような構図。本田宗一郎と藤沢武夫のコンビ。
本田が技術を 藤沢が経理面を支えて今の本田技研工業があります。
やっぱり成功する企業は共通項があるものだなと実感します。
我が社はどっちもないですが(迫真)
歴史を読むと共通項のようなものが見えてきて勉強になりますよね・・・
まさに「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」
そんなことを実感するのでした。

