こんばんは 月曜日の出勤前というのは嫌な気分ですよね。
今日は午後から監査準備のためにひたすら伝票をスキャンしてPDFにするという・・・ リハビリにはちょうどよかったですが・・・
さて、そんな仕事に関する本を紹介します。
みなさんは「建築」という言葉を聞いてどんなイメージがありますでしょうか?
僕はもうゆゆうたさんのゼネコントークを思い出すので、恐ろしいイメージです。
私の今まで書いた記事の中でもっとも閲覧数が多い記事が上のやつです。
これ動画の方が100倍おもしろいんですけどね。
しかし、笑いごとではなくて私の妹が建築関係の会社なんです。
まあ好きでやっていますから 本人は楽しんでやっています。
僕は思うのです。やりがいのある仕事とブラックで紙一重だなと。
学校の先生や野球選手も同じ。
結局一流を目指すなら、厳しい試練を乗り越える必要があるのです。
だからこそ僕の哲学は、「好きなことを仕事にするのがベスト」です。
そんなものはないという人もいると思います。私がまさにその例の一人。
なので自分の大好きなものを仕事にできるというのは幸せだと思います。
そんな幸せな人達の体験談がおもしろく魅力的に書かれているのが、
「海外で建築を仕事にする」です。
印象に残った点を列記していきます。
①建築ってコンペなどの実績がモノを言う世界なんだなということ
この本で出てくる略歴を見るとまあ高学歴が多い。
頭の良い人たちが、必死で働ける・楽しいと思えるのですからまさにこの本に出てくる方々は幸せだと思います。
あと有名な設計事務所に就職するのにポートフォリオという自分の今まで作った作品が評価の対象になるところが多いということで、アカデミック世界と似た構造だなと感じました。
そもそもポートフォリオとは何か、ご説明します。
簡潔に言うと、「自身の設計力や強みを伝えるための作品集」のことです。
今まで自分が設計してきた作品を紹介することが主な目的ですが、それだけではありません。
紹介していくなかで、いかに自分の能力や人柄を表現するかがポイントです。
研究の世界では代表的な論文を何個か出してと求められることが多いそうで構図が似ていますね。
世界的に有名な研究室には世界中で競争が行われるのは建築業界も一緒みたいです。
②建築士の社会的な立場は国によって違う。
フランスでは、弁護士、医者、建築士がエリートの職として捉えられているそうです。
建築士が日本で弁護士や医者と同じぐらいの社会的立場かと問われると、そこまではないという方がほとんどではないでしょうか?
これは色々な職業がそうですけどね・・
中国なんかは学校の先生が尊敬される文化らしいので、
その成果がアメリカに迫る勢いですよね。
日本も昔は学校の先生を大事にする風潮があったのです。
こんなところでしょうか
やはり海外で何かをしている人たちの話というのはおもしろいですね。
しかし、建築は好きじゃないとできないだろうな・・・
よくやっているな我が妹よ・・・

