おはようございます。
今日は久しぶりの書評の記事を書きます。
今回書評していくのは「博士が愛した論文 研究者19人が語る“偏愛論文”アンソロジー」です。
研究者の仕事は研究成果を論文にして発表することです。
その最前線にたっている研究者19人に思い入れのある論文を語ってもらうという内容の本です。
おもしろかったですね。
多分この19人の研究者の方は研究者の中でかなり社交的で明るい方たちだと思います。
一番印象に残ったのは基礎研究と応用研究の本質を突いていた川上和人教授の「そういえば、最近ケンケンしていないな」の章。
もう章の名前だけでおもしろいのが分かるでしょう。
この川上和人さんが印象に残った論文として挙げていたのが、自然界に回し車を置いたら生物はそれにたいしてどうゆう反応をするかというもの。
上記の論文ですが、色々な動物の人気スポットになったという結果。
合理的に考えたらエネルギーを消費するだけで動物にとって非効率だけど、
人気スポットになるというおもしろい結果。
この論文結果を見て川上和人教授は、自然界でもおもしろいものはそれだけで生物にとって価値のあるものなのだから、役に立たなくてもおもしろい それだけで価値があるじゃないかということを述べていたのが印象に残っています。
これは基礎研究と応用研究で言われることの本質を突いているような気がします。
だからこそそのおもしろいということを、一般の国民に分かりやすく伝えることで基礎研究の重要性が徐々の浸透していくのだろうなぁということを感じましたね。
おもしろいだけ それだけで価値がある
ここが自分はすごくいいなぁと思った本でした。
ぜひ興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか?

