知っておくと得する会計知識238 日本が赤字国債発行大国でも破綻しない理由

お疲れ様です。本日3本目の記事です。

最近は会計というより国の財政にテーマが偏っている気がしますが、最近の自分の読書のトレンドということで許してください。

 

今回のテーマは赤字国債について

よく日本の財務体質は赤字国債が膨大だからギリシャスリランカみたいにデフォルトするんじゃないか?という意見がありますがこれは大嘘です。水素水と同じようなたぐいのものですね。

 

これが嘘な理由を今から解説します。

日本が赤字国債大国なのは事実です。ただこの内容がギリシャスリランカでは全く違います。最大のポイントは外貨建ての国債を発行しているか否かです。

 

日本は外貨建ての国債を発行できる法律はありますが、現状外貨建てで1円も国債を発行していません。つまり債務は日本国民に返還されるわけです。ここがポイントです。ギリシャはユーロ スリランカは中国の元など外貨建ての国債を発行しています。

つまり日本がデフォルトしないのは、債務の返済先が自国民だからです。

 

つまり債務は外国に返さないといけない→当然自国の都合で貨幣コントロールができずデフォルトしたという構図です。

 

これは歴史を見ても明らかで戦争の資金を外国から調達した国はその返済に困って衰退した例は数多くあります第一次世界大戦の際、イギリスやフランスはアメリカに戦争の資金調達を援助してもらい返済に困って覇権大国から降りました。

 

まあ通貨レートなどは正直もう人がコントロールできる範疇を超えていてます。

人の感情や戦争、災害、会社の破綻など神にしか、未来を読むことは不可能です。