知ると得する会計知識916 「銀行簿記精法」という現在の実務簿記の始祖

おはようございます。今年の終わりがどんどん近づいております。

みなさんにとってこの1年はどんな年だったでしょうか?

 

さて前置きはこのへんにして今回のテーマは「銀行簿記精法」について解説。

銀行簿記精法とは

明治政府が新時代の銀行経営者および従業員を育成するため,1872年10月イギリス人銀行家アラン・シャンドを招聘(しようへい)して銀行簿記を講述

kotobank.jp

 

日本で最初の簿記を紹介したのは福沢諭吉の「帳合之法」が有名ですが、実務として使用されたのはこの「銀行簿記精法」と言われています。

https://www.fsa.go.jp/kouhou/meiji/03.pdf

 

物事を2面性で捉えるという簿記の利点 革命というのは制度面の世界でも行われるという例の一つだと思います。やはり帳簿が大切というのは現代も変わりません。帳簿は書類と言い換えてもいいかもしれません。