知っておくと得する会計知識130 医療・創薬業界は莫大な資金が投入され最も競争が激しい

お疲れ様です。5月ももう終わります。

これから暑くなってきますね。今年の甲子園は目玉の選手も多く(広陵の真鍋選手がプロ行き表明しましたね!)楽しみです。去年もかなり楽しかったですけどね・・

 

さて本日のテーマは「医療・創薬業界」について

まず医療という営みは教育と同じで金がかかります。まあ人の命を守るのですから当たり前といえば当たり前ですが。〇んだらお金使えませんからね。

 

会計的な視点で医療を捉えると、医療・創薬業界の特徴は以下の通りです。

 

①莫大な新薬開発資金への投資が求められる

ファイザーやモデルナなどコロナ下で大稼ぎした企業は莫大な資金を投じてワクチンや薬を開発しています。どこの製薬業界もそうです。今はRNA関連の検査方法や創薬開発が熾烈だそうです。

 

②当たれば高収益・高利益率を確保できる

→どのビジネスもそうですが大きなリスクをとって成功すれば莫大な報酬が手に入ります。特許が取れれば特許権が切れるまではロイヤリティ収入でウハウハです。

 

③特許が切れたら転落の危機

→このロイヤリティ収入が消えるときに次の新薬や新技術を開発していないと詰みます。いわゆるジェネリック医薬品と言われるものは特許が切れたものなのです。消費者としてはうれしいですが会社は頭が痛いですね・・・

 

医療・創薬業界は高リスク・高リターンのビジネスモデルだと思います。

歴史的な視点から見ると莫大な資金が必要なことからかつての鉄道や電気ガスと同じような立ち位置だと思います。

 

それではまた!