おはようございます。明日からついに職場に復帰でございます。
まずは半日勤務からということで、行きたくないですが・・・・
さて今回書評していくのは、内容がささって一気読みしてしまった
|
|
勘定奉行というのは江戸時代のお金関係すなわち税金関係を取り扱う仕事をしていた江戸時代の役職のことです。
いつの時代もお金を握っている組織が権力を持つというのは、歴史の教訓の一つでしょう。財務省が官庁の中の官庁と呼ばれているのと一緒です。
その江戸時代の財務省に似た仕事を担う勘定奉行について、わかりやく書かれた本になります。
内容がおもしろかったので、朝から一気読みしてしまいましたね。
それでは書評していきます。
①江戸時代は身分制と思われがちだけど勘定奉行に関しては実力主義の側面も多くあった。
江戸時代と言えばかの福沢諭吉が生まれた順番で家の遺産や跡継ぎが決まることを嫌っていましたが、意外と勘定奉行に関しては実力主義が採用されていたようです。
これは今の時代も変わらないような気がしますね。
結局実力がある人間がまわさないと仕事ってまわりませんから。
学歴や経歴だけじゃなくてそこに実力が担保されて初めて周りから認められるのだと思います。
②荻原重秀の仕事や貨幣改鋳した内容ががっつり書かれている。
荻原 重秀(おぎわら しげひで)は、江戸幕府の旗本。通称は彦次郎、五左衛門。官位は従五位下・近江守。 勘定奉行を務め、管理通貨制度に通じる経済観を有し、元禄時代に貨幣改鋳を行ったことで有名。
けっこう歴史の本では悪人というか評判があまりよくない荻原重秀ですが、今の管理通貨制度(国が貨幣の信用を担保する仕組み)の源流は彼にあるということで逆の側面から見ると時代を先取りしていた人物です。
しかし、僕が思うにやはりお金はその根源が信用にあるので、周りの人間がそれを通貨として価値のあるものだと認識する人が増えてから管理通貨制度などを導入しないと経済的に混乱してしまうと思っています。
ビットコインなんかも同じであれを価値があるという人間が増えれば流通するのでしょうけど、使う人が増えないと消費者に浸透していかないわけです。
そういう意味では電子決済はだいぶ「信用」が浸透してきたのか最近どの店でもスマホ決済が使えるようになってきましたね。
現金よりも不正が起こりにくいですからね
(現金はレジで盗まれる、計算ミスもありえる)
いわゆる使う人が増えれば増えるだけ経済的価値が増していくネットワーク効果ってやつです。
荻原重秀はそれが浸透していないうちに貨幣改鋳をしてしまったので失敗した印象です。
③どの時代も税金を取る側、取られる側の攻防は存在する。
江戸時代のお金や税金関係の仕事をするということで、税金と言えばできれば払いたくないというのが消費者の一般的な真理でしょう。
それはどの時代も一緒です。ただ、しかるべき労働価値にしかるべき対価を払わないと国はまわらないわけで教育や医療、福祉などもお金がかかりますから やはり良い生活を送る上で税金の納税は必要です。
これは江戸時代も税金を取る側、取られる側の攻防があったということが書かれています。本当にお金が絡むって嫌なことが多いですね。
こんなところでしょうか。内容にはまって一気読みしてしまうぐらいおもしろかったので、ぜひ読んでいただければと思います。
それではまた!
![]()
