知ると得する会計知識893 莫大な投資を必要とする産業は政府の介入が鍵を握る。

こんばんは やはり一晩寝て冷静に考えてもあの同僚の態度はねえなという結論に到達しました。よって絶対謝罪しません。自分に非がある場合は謝る。これがモットーですから。

 

はいということで今回のテーマは「政府と投資、産業」について

みなさんは税金と聞くとどういうイメージをお持ちでしょうか?

まああんまり良いイメージはないでしょう。しかし、この税金という概念は国の繁栄にとって超重要です。歴史から学びましょう。

まず明治国家を思い出しましょう。明治といえば銀行制度、郵便制度、鉄産業、鉄道産業と現在にも残る画期的な組織や仕組みができた時代です。

 

この列記した組織や仕組み 全部税金で投資してからのスタートです。

日本だけでなく世界でも最初は税金で軌道に乗せてから民間に移行するのが世の常です。アメリカもそうです。軍事という税金投入産業からコンピュータやデュポンなど化学メーカーが誕生しています。

 

なので莫大な投資が必要な分野は政府主導でスタートするのです。

政府は一番の金持ちですからこのお金をどう投資するかが国の力に直結するのです。

さて、令和の時代を考えましょう。今日本が莫大な税金をつぎ込んで投資しているのが半導体分野です。日本は情報系の分野はあんまりですが、半導体などの化学や物理が絡む業界は大得意です。

 

半導体業界というのは不純物が入ると一発アウト(電導性が低下する。)なので設備もクリーンなものを使用しないといけないし、化学的な膜や切断機械などデリケートかつ莫大な投資を必要とする産業です。

政府主導で事を進めないといけない分野だと個人的には思っています。

 

税金は見えないところで国を発展させているということで無駄遣いはしてほしくないものですね・・・