知ると得する会計知識821 財政投融資を簡単に解説

こんにちは 本日実家に帰ると勘違いしておりましたが明日でした。

何をやっているのだ・・・ これは休み明けの仕事がやばそうな感じがしております。

もう田舎でひたすら読書、甲子園を見る、ネットサーフィンをするという生活を送っております。

 

今回のテーマは財政投融資について解説します。

財政投融資とは、税負担に拠ることなく、国債の一種である財投債の発行などにより調達した資金を財源として、政策的な必要性があるものの民間では対応が困難な長期・低利の資金供給や大規模・超長期プロジェクトの実施を可能とするための投融資活動です。

www.mof.go.jp

https://www.mof.go.jp/policy/filp/index.htmlより引用

簡単にまとめると、公共施設や鉄道などの民間企業だけでは資金が足りない場合に、政府が資金を出す際に使用する制度のことです。詳細はもっと難しいのですが、ざっくりまとめるとこんな感じです。

 

この上図の財投機関が中心となって融資を行うところが特徴的です。

 

本来は銀行などが民間の事業を行う会社に融資をするのが一般的とされるビジネススタイルですが、財政投融資は、いわゆる採算が見込めないけど社会的に大事なものへ投資するときに融資を行う仕組みになっております。

 

財政投融資の一番の例は鉄道 鉄道は、必要な金額が莫大すぎて民間にとっては投資を躊躇する分野なのでそこを政府が融資するという形をとって現在発展しております。

 

あと学校なんかもそうです。学校は小学生や中学生を教育するのは大事なことですがその教育の成果が社会に還元されるのは彼らが納税者になってからです。会社だとそのリターンを得る年数まで待てないため国が教育事業を実施するのです。

 

ということで財政投融資の解説でした。

それではまた!