響け!ユーフォニアムの南中カルテットが大好きな理由 ※ネタバレ注意

みなさんは小説って読みますか?

私の趣味は読書で、ほとんど実学書や新書ばかりで文学や小説は読まないのですが、

響けユーフォニアムと水星の魔女の小説は読んでおります。

(完全にアニメの影響ぅ・・・)

京都アニメーションより引用

南中カルテット 左から 吉川優子 中川夏紀 鎧坂みぞれ 傘木希美です。

 

何が自分に響いたかというともこう先生と同じで吹奏楽のスポーツモノであるということ

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自分はこの作品に出てくる南中カルテットがたまらなく好きなのです。

一言でいうと「一番必死さが伝わってくる世代だから」です。

 

ユーフォは主人公が1年スタートで物語が展開するのですが、1年目に全国大会出場の銅

2年目が関西大会でダメ金(金賞ですが次の全国大会へ進めない吹奏楽特有の用語)、主人公が3年生の時に全国大会金賞で物語は幕を閉じます。

 

この関西大会でダメ金になってしまった時の部長が吉川優子(デカリボン)、副部長が中川夏紀(ポニテ先輩)なのです。

 

そこにカタルシスというか我々勝負が好きな人間は魅力を感じるのです。

そして、鎧坂みぞれという女の子は作中トップクラスの音楽の才能を持つ子で音楽大学に進学します。小説の記述的には圧倒的な才能で麗奈(主人公世代最強のトランペット奏者)以上の評価を指導の先生達は下しています。

 

傘木のぞみは、みぞれの友達とされていますが、みぞれからは何よりも大事な親友以上恋人未満の感情を向けられる人物です。のぞみからは多くいる友達の一人ぐらいの認識なのですが、この感情の相違が物語をおもしろくするのです。もちろん音楽の才能も十分にあります。

またのぞみは、あまりのみぞれの才能に嫉妬してしまう模写もあるなど人間臭い一面があるのです。

 

このなんと言いますか人間の本質をありのままに現しているのが南中カルテットでしょう。

 

吉川は努力+才能もある万能型だけど時にもろい一面あり。

中川は音楽の才能は一歩劣っていますが吉川のもろさを補完できる唯一の人間。

作中一の天才鎧坂

性格も良くて周りからの信頼も厚いが心の中では嫉妬してしまう人間臭いところありののぞみ。

 

この4人はやはり社会の実態といいますか才能との折り合いの付け方(良い意味でですよ)やリアル感が出てきているところに惹かれるのです。

 

コンクールの結果は一番下だったけど人間的な成熟度でいえば、この世代が一番と言っても過言ではありません。

 

長々とオタクトークになりましたが、ぜひ読んでくれ!