知っておくと得する会計知識558 複式簿記のメリットは不正防止効果もあること 役所が単式簿記を基本変えないのはそういうことや

こんばんは 平日の疲れで寝ておりました。

気温変化がすごくて寝汗がやばいです。ストレスもあるのでしょうけど・・・

 

今回のテーマは複式簿記のメリット」について

一般的に言われるのが取引を2面性から捉えられるので、経済活動の実態をよりよく表現できるという点。

しかし、それよりもメリットなのは不正防止効果があることです。

 

詳しく解説していきます。まず単式簿記だと金額の増減しか表現できません。

つまり、お金の性質(借りたお金なのか 返さなくてもいいお金なのか 未来の収入を表すのか(売掛金))を表現できないのです。

 

逆を言えばこのお金の性質を表現できないということは隠す余地があるということです。売掛金なんかは相手先の会社に確認すれば不正があったことを認識できますから(会社とグルになる場合を除きます。)

 

だからかたくなに役所が複式簿記の採用を渋っているのはこの理由もあると私は思っています。(国立大学法人独立行政法人は、複式簿記ですが・・・・)

 

複式簿記が普及すれば社会的にも不正する余地が少なくなるのです。

本当素晴らしい発明ですね・・・・