ガールズバンドクライ11話視聴完了しました。
11話で仁菜が言っていましたが大きなステージ歌うダイダスに小さなステージで歌う自分たちが挑戦していく。
そうこのガールズバンドクライの根源にあるのはとにかく「挑戦」です。
特に自分が感じるのは3Dでどこまでかわいく・魅力的に描けるかを挑戦しているのと思っています。また3Dと2Dの緩急の付け方もガルクラは挑戦的です。
その挑戦が見事に身を結んでこの勢いにつながっていると思います。
やはり何か突出していないとここまで勢いに乗らないのです。
また、今のアニメ業界レッドオーシャン地帯で勝ち抜くためにはやはり脚本が重要だと思っています。花田脚本の素晴らしさですよね。
ただかわいい・かっこいいだけでもう注目される時代は終わりました。
何かコンセプトや尖ったものがないと まさに「トゲアリトゲナシ」です。
ギター弾けません!
仁菜の魅力はできなことをできないと素直さがあるところがいいですよね。
とにかく狂ってるけど一本芯がある。1枚目のシャツの仁義という言葉がいい。
この耳のピアスがいい!
僕あまりピアス好きではないのですがこの和をデザインしたようなセンスが好きです。
東京リベンジャーズの梵天を思い出しますね。
ここで血が流れているのがセンスある。ただの涙じゃないのです。
血の涙 今までの人生がつらかったというのを暗示しているのですね。
でも鎖を断ち切って自分の覇道を貫く 覚悟あるものに祝福をです。
あともう一個
心に残ったのは智ちゃんのピアノコンクールの輝かしい賞状を焼いていたところ
これ世の中の良いと思わている価値観を捨て去って再スタートを暗示しているんですよね。
世の中いますよ。いつまでも過去の実績しか誇ることのできない人間が
あとガルクラの良いところは、ルパさんといい視聴者に考える余地を残しているところ
ルパさん掘り下げ少ないのにライブ前にビール飲もうとしているの強キャラ感やばい。
インパクトありますよねルパさん。
ここで深く掘り下げてというのが一般的な思考ですが、そこをあえて作中はさらっと模写しているのです。
この厳選というのは大切で話術と一緒。伝えたいことが多いのは分かるのですがあまりに長々されると苦痛なわけです。できる人は本質だけ抜き出して簡潔に。
これは数学の世界も一緒ですね。とにかく完結に表現する。
音楽は素人なので、作中の流れにどうしても目がいきますが今回も良かった。
次回予告の「空がまた暗くなる」というのがちょっと不穏ですがね・・・
そして次回予告はやっぱり桃香さんです。このバンドは桃香さんの音楽を形にするために結成されたのですから。
それではまた!