水野五郞のブログ

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書評「決済インフラ大全2030年版 東洋経済新報社」 金融と科学技術の融合や決済の歴史が分かる本

こんにちは 百日咳が止まりません。

心の方は回復してきているというのに、また病気で悩まないといけないという

いかに健康がありがたいかを実感させられます。

 

はいということで今回は中公新書以外の良い本も紹介していきます。

入院中に大量に本を読んだため、ネタはいっぱい温めておりました。

 

今回紹介するのは「決済インフラ大全2030年版 東洋経済新報社です。

この本の良いところはボリュームはけっこうありますし値段もありますが、金融制度や決済の内容が網羅されているということ。QRコード決済や私の大好きなPayPayなどにも万遍なく内容が著されています。

 

以下、読んで印象に残っているところを列記しますね!

 

①日本は銀行システムで金融を動かす国かつ銀行口座は身分証明の証

日本は明治時代から外国の金融システムを取り入れた伝統があるので、銀行を中心に決済制度(本書では決済インフラ)が整備されている国です。そうですよね。

私の会社なんかも現金払いではなく銀行振込を徹底していますし、年度末の決算では銀行に残高証明書を依頼するなど銀行なしでは商売活動できません。

(銀行で絶対に働きたくありませんが・・・)

 

この銀行を中心とした金融制度を採用している国は少なく、ケニアなどではスマホが金融制度を担っています。なので銀行口座を開設するというのは身分の証明になるのです。

 

②科学技術の進展で特殊詐欺は増加傾向にある。

金融制度と科学技術はとても相性の良い分野で、今フィンテックという言葉があるように金融制度が変わろうとしております。ネット銀行などは私たちが子どもの頃にはなかったものです。

 

世の中は便利になりますが、その一方でそれを使って詐欺などを行う輩の件数は毎年増えています。嫌ですよね。お金が絡むので人間はその誘惑に負けてしまうのでしょう。

 

③デジタル決済への移行は急激ではなく社会状況に応じてやる必要

我々若い人間はスマートフォンを操作するのは難なくできますが、高齢者や初めて使用する方が慣れるまでは大変で労力がかかるものです。使えば便利なのですが、その使い方を習得するのは年をとっていくと難しくなります。

なんだかんだ日本ではまだ現金至高が高齢者世代では大半なため、そこと折り合いを付けながら制度変更をしていかないと混乱してしまうことが分かります。

人間というのは基本変化を嫌う生き物ですから そこを乗り越えてみんなが便利になるような社会にしたいものだなぁと思わされました。

 

④金融は規模の経済が働くので地方銀行は付加価値をつけないと厳しい

電気やガス、水道に加えてインフラ系というのは規模の経済(使う人が多くなれば多いほどコストが下がる)の性質を持つものです。銀行もこれにあてはまります。

news.yahoo.co.jp

上記のニュースでもありましたが、今現金資産を多く持っているのは高齢者の方なので「みんなの銀行」というネットバンクが4期連続で赤字というニュースがありました。

若い人は給料が低いのでなかなか預金が集まらないので、地方銀行は他の付加価値を出さないと再編はどんどん進むと思います。

 

東京一極集中の弊害はこういうところにも出てくるのです。

 

というのが読んだ感想になります。私は地方に住んでいるので本当に地方経済を何とかしないとやばいレベルまで来ていると思います。かといって都会に行くなとも言えないですよね・・ 若い人たちの挑戦を止めることはしたくありません。

 

なので私はインターネットというグローバルな世界でできる限り貢献したいなぁとひっそり思う私でございます。

ムームーサーバー

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