お疲れ様です。今日は、サービス残業をしたのですが、職場にいるだけで頭がクラクラしてきますね。経理は毎月夏休みの最終日を経験しているようなものです。
経理の仕事が好きか嫌いかでいえば「嫌い」です。(あたりまえか・・)
さて、本記事のテーマである任天堂の財務について
私は、任天堂信者といっても過言ではないですね。ポケモンやゼルダが大好きです。
ただ、今作のポケモンのバグは製品としてアウトだと思います。納品されたものにあれだけ不具合があるのは、仕事上ではアウトです。好きなだけに残念です。
しかし、ゼルダの伝説の新作発表がありましたね!
ゼルダの伝説は、開発期間を延ばすなどかなりの力の入れようです。
(ポケモンも延ばしていいからバグ直してほしかった・・・)
私は、任天堂の前社長、岩田聡さんが、人生含めて大好きなんですよ!
↑この本おもしろいのでおすすめです。
話がそれました。今回は、任天堂を財務的に捉えていきます。
任天堂は勝ちパターンが決まっており、特徴も分かりやすいです。
以下に財務上の特徴を列記します。
①流動資産(すぐに現金化できるもの)の割合が高く、負債が少なく純資産(自由に使 えるお金)をものすごくもっている財務構造
②製造を外部委託するファブレス型の企業であること=固定資産(現金化が難しいもの)が少ない
③無借金経営であり、財務的には安定志向だが研究開発でリスクをとる。
上記のような特徴を持っています。
そして、任天堂の勝ちパターンは、大ヒットゲーム機材(DS、Wii、スイッチなど)を世の中にだし、キラーコンテンツやソフトの売り上げで内部留保して自由に使えるお金を貯めていく戦略です。
ゲーム業界は当たれば大きいですが、失敗する確率が高いリスクの大きい業界です。
(ソシャゲの盛衰なんか凄まじいですよね・・)
そして、任天堂もゲームキューブやWiiUなどあまり振るわなかったものも多いです。
このようなリスクに対応するために財務的には安定志向をとるのです。
つまり任天堂という会社は、リスクをとる=挑戦するために財務的な要素では安定志向の戦略をとる企業なのです。
どの世界でもリスクは分散させるのがコツですからね!
任天堂の歴史は、本当におもしろいですよ。
実は、花札を製造していた会社って知ってました?
それではまた!明日から仕事ですが嫌ですね・・・・・