昨今の物価高が激しいですね。
多分自分が生まれてインフレ基調なのは初めてだと思います。
さて何でも値上げされる昨今ですが、最近賛否両論を呼んでいる国立大学の授業料値上げ問題について考えていきます。
さあみなさんは賛成 反対 どっち派でしょうか?
結論から言うと私は反対派
理由を述べます。
まずこの反対意見の根源にあるのは都市と地方の格差です。
私は田舎だから分かります。都会の方が文化的・教育的に圧倒的に恵まれている。
これは紛れもない事実です。部活だって選択することができます。
田舎で野球チームを組めるかといったらもう人数的な問題で無理なわけです。
私の住んでいるところではメンバー貸出ですよ。高校は陸上部でしたが野球部の試合に行っていました。もう田舎は本当そのレベルです。
これは運動に限りませんよね。文化施設、芸術 仕事
田舎でしか学べないこともあるのは事実ですが選択肢がない。
そして、田舎で働いているから分かります。賃金の格差。
残業40時間してわが社は手取り22万円ですよ。残業代込みですからね。
これで東京暮らせるかと言われるともうNOですよ。
実際体感として私の住んでいる地域の優秀な子どもたちは工業高校に進む傾向が如実に表れています。これは塾でアルバイトした感覚からもずれてないと思います。
そこに授業料値上げがくれば大学に進学するより就職をという考えになるわけです。
工業高校なんか企業から引く手数多ですからね。
そして値上げ賛成派の発言者・有識者は全部都会出身 慶應大学の学長 東京大学
田舎としては高校まで必死に教育してきた若い人材が都会に出るのです。
教育の果実だけを都会が独占しているという言い方は強すぎますかね・・
保育園問題なんかもあれは都会だけです。
田舎からしたら自分のしたい仕事をしながら子どもが預けられる選択が生まれることすら羨ましいわけです。
若い人たちが自分の力を最大限発揮したいという気持ちを止めるのはおこがましいことです。
やりたいこと・好きなことができる環境が都会に集中しすぎていることが問題なのです。そして、それは今までの政治の積み重ねです。
省庁なんか東京に全部置く必要あるかっていう話ですよ。
人がたくさんいるということはそこで物やサービスのやりとりが発生するわけですから経済的にも都会の方が良い循環が生まれるわけです。
今はネットもある時代になぜ東京でなければならないのか?
東京六大学を楽しんでいる自分が意見するのもなんですが・・・・
みなさんはどう考えますか?