知ると得する会計知識773 意外と勘違いしやすい発生主義の原則

今の部署は退勤時間は全く残業をしないのですが、家で勉強をしないと間違いなくついていけなくなる部署になりました。このクソ暑い中で脳みそをフル回転すると疲れるものです。ひたすら振替伝票を起票する。調整をする部署です。

 

何が難しいかというとまず用語を覚えないといけない。

またエクセルと会計システムの習熟をしていないともう仕事になりません。

んで振替処理をがんがんかけるので一歩間違えると利益圧縮で追加徴税をくらうため、仕組みを理解してまわさないととんでもないことになります。この仕事しているとまあ粉飾決算なんて巧妙にやろうと思えば簡単にできます。

 

はいということでひいひい言いながら仕事をしておりますが、今回のテーマは会計の「発生主義の原則」について

 

これ意外に勘違いすることが多い原則で発生主義の原則は

発生主義とは、金銭のやりとりの有無に関係なく取引が発生した時点で、費用と収益を認識するものです。

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勘違いしやすいのがこの”取引が発生した時点”です。

これって発注時? 納品時? お金を振り込んだとき?と最初は迷いますが、

これ納品時すなわち検収日が取引が発生した時点になります。

 

会計の世界ではこの発生主義が原則です。

ただ例外が多いから難しいんです。建設仮勘定という工事の進行に伴って資産として計上するもの(減価償却の逆のイメージ)や金融資産は時価で評価するなど原則からはずれるものがまあ多い。

 

これが混乱する原因だし、これはあのパターンで費用や収益を計上していくというのが掴めないとわからない。

だからいつも言っておりますが学生時代の資格に簿記はいらないです。

あれは実際に商売をしてイメージが掴めてから取得すると大きな力を発揮します。

実際私は簿記の資格持っていないです。

 

経理や会計に大切なのはもう圧倒的に調整力と根回し力とコミュニケーション能力(相手の話を聞く 誰に聞けばわかるのかを把握して電話をつなぐ力)です。

会計は電話めちゃくちゃかけます。営業よりかけているのは間違いないです。

 

夏の暑さとストレスで夜中に目が覚める私でございます。

は~寝る前に復習やな