良い本に出会ったので紹介します。こいつです。
令和6年10月1日より東京医科歯科大学と統合して、東京科学大学になった前身の大学です。任天堂の元社長 岩田聡さんの母校です。
この本を読んでいると岩田さんのような人材が出てくる風土があるなと感じました。
東工大は大学法人債を発行した理由やその償還計画までしっかり見据えて発行している経緯が記載されています。
そして何より大学という組織にとって間接経費の重要性をよく分かっていることが伝わってくる文章でした。
大学に限らず間接費の扱いは大事です。大学は直接経費(会社で言う直接費)の30%が間接経費として配分される仕組みになっているようです。
そして、やはりどの組織においても財務基盤を安定させることが大切かを実感させられる本です。
まあ大学債の償還は、東京の地の利を活かした内容なので我々地方はなかなか同じようにいかないと感じましたがね・・
ぜひ読んでみてください 会計や経理の本が好きな人は絶対おもしろいと思う内容でした。