知っておくと得する会計知識458  在庫は会計的にも、実際の経済活動においても重要

こんにちは 12月31日、本日が2023年最後になります。

年明けの仕事が大量にあるため、あまり休んでいるという実感は持つことができないのですが・・・・

 

今回のテーマは「在庫」について

在庫という概念、実は実務を行ううえでとても大切かつ調整が難しい領域です。

在庫がありすぎてもダメだし、当然なさ過ぎてもダメなのです。

 

なぜかと言いますとまず在庫がありすぎると保管・場所・管理に費用が発生します。

売り物なので大切に扱わないといけないため、保管や管理には神経を使うのです。

特に精密機械なんかは温度なども管理に入ってくるでしょう。

 

逆に在庫がなさすぎると当然お客様に不満を持たれるわけです。

なんだよ発注しようと思ったのに・・・という状況になります。

 

そしてこの在庫ですが、棚卸資産として会計の勘定科目では表示されるため、

在庫が大量に残っていても財務諸表上は良く見えるのです。

貸借対照表棚卸資産が多い+キャッシュフロー計算書の結果があまりよくない会社は在庫過剰のケースが多いです。

 

難しいですね仕事というのは・・ 在庫は私達の食料に似ている概念かもしれません。

食べ過ぎも困るけど、足りないのも困る。

 

今年もあと12時間を切りました。良いお年を!