こんにちは 12月31日、本日が2023年最後になります。
年明けの仕事が大量にあるため、あまり休んでいるという実感は持つことができないのですが・・・・
今回のテーマは「在庫」について
在庫という概念、実は実務を行ううえでとても大切かつ調整が難しい領域です。
在庫がありすぎてもダメだし、当然なさ過ぎてもダメなのです。
なぜかと言いますとまず在庫がありすぎると保管・場所・管理に費用が発生します。
売り物なので大切に扱わないといけないため、保管や管理には神経を使うのです。
特に精密機械なんかは温度なども管理に入ってくるでしょう。
逆に在庫がなさすぎると当然お客様に不満を持たれるわけです。
なんだよ発注しようと思ったのに・・・という状況になります。
そしてこの在庫ですが、棚卸資産として会計の勘定科目では表示されるため、
在庫が大量に残っていても財務諸表上は良く見えるのです。
貸借対照表の棚卸資産が多い+キャッシュフロー計算書の結果があまりよくない会社は在庫過剰のケースが多いです。
難しいですね仕事というのは・・ 在庫は私達の食料に似ている概念かもしれません。
食べ過ぎも困るけど、足りないのも困る。
今年もあと12時間を切りました。良いお年を!