知っておくと得する会計知識545 労働組合は嫌いだが上手く経済成長と両立させる構図が存在するらしい

私は、こう自分の嫌いな思考方法や団体、考え方について知りたくなってしまうという非常にめんどくさい性格をしております。しかし、ある意味自分と違う価値観を知ろうとする態度は自画自賛してもいいのかな・・と思っています。

 

共産主義労働組合、宗教 これらのトピックはどうしても知りたくなってしまうのです。なぜこのような思考するに至るのか・こういう方向に思考が向くのかということに。

 

ということで今回のテーマはその嫌いなもののひとつ労働組合について

実はこの労働組合、自分の要求を声高に主張するだけのものではないようで、ある構図にはまるとうまく経済的にも機能するということが今読んでいる本に記載されておりました。

 

労働政治 戦後政治の中の労働組合 中公新書 より引用

 

簡単にまとめると

労働組合が機能する社会構図として、民間製造業・高生産性セクターの組合が上手く機能していること

②賃上げ要求をする際に自国産業の競争力を意識して行う。

③①のセクターが中心になることで他の業界団体の組合が歩調をそろえること。

 

この3つが上手く機能すると労働組合が良い方向に作用すると書かれております。

成功の例として上記の本ではスウェーデンが分析されています。

 

自分の感想としては、日本の高度経済成長期がこれにあてはまっていたように感じます。そして没落したのが国鉄(官)が労働組合最大勢力になったことで労働組合が邪魔な存在になったのではないかと分析しております。

 

まあ日本の労働組合のサイトを見ても明らかに質が悪いのは感じます正直・・・・

今日本は好景気ですがどうなるのですかね・・・

 

それではまた!