知っておくと得する会計知識704 社債でよく使われる言葉「償還」の意味

おはようございます。大谷選手が朝からホームラン2本ともう最高です。

彼の才能はもちろんのこと 努力をしているのです。二刀流をプロの世界でやるというのは才能だけじゃ無理です。今年は打者専念ということでどこまで記録を伸ばすかが楽しみでございます。

 

今回のテーマは国債社債でよく使われる「償還」という言葉の意味について

償還とは、「起債者(国や会社)が国債社債が発行した債券を持っている人たちにたいして負担した債務を一定の期間後に返済すること」をいいます。

上記の説明で分かりにくい人は下記の例を用いて説明します。

https://www.jcr.co.jp/download/a5aea487d0065f44d308ada6c64e5d4a0cd56056d8646dce00/24d0055.pdf

いつも私が社債を購入するなら担保がついている電力債をおすすめしている一つ東京電力パワーグリッド株式会社の社債情報です。

 

この黄色の部分に第71回社債(一般担保付)の償還期日が2029年4月18日と記載されております。この社債を購入した場合は、支払った金額の0.996%が上乗せされて2029年4月18日に返ってくるわけです。

つまり100万円この社債を購入したら1,009,960円で返済されるわけです。

 

社債購入者のリスクとしては

・お金が懐に戻ってくるのが2029年4月18日ということ

・2029年4月18日までは預金として100万円が自由に使えないこと

・電力債は99.9%ないですが紙くずになる可能性を有していること

(これは担保もついている+国立大学法人なども購入していることから安全社債の筆頭なので紙くずになった場合は日本が終わったときです。)

 

こんな感じです。5年ほど待って9,960円しか増えないメリットと自由にいつでも100万円使えるメリットを天秤にかけたら後者のメリットの方がいいですけどね!

 

100万円だと9.960円の利ザヤにしかなりませんが、法人などが1億ぐらい社債を購入すると996万円増えるわけですが1億を自由に使えないデメリットの方が大きい気がしますね・・ 

 

これでもただ預金するよりは利率が高いため国立大学法人などは余裕金を社債に変えているわけですね

 

まあなんにせよサービスや物をしっかり提供して利潤を得るというのが社会にとってもいい気がしますね。

 

それではまた!