知っておくと得する会計知識168 水星の魔女を成功させたバンダイナムコHDの財務分析

お疲れ様です。日曜日に水星の魔女ハッピーエンドで良い気分で会社に行きました。

まあ仕事が始まればそんな素晴らしい気分を吹き飛ばす性格の悪い人がいるので現実に引き戻されましたが・・・

 

今回のテーマは水星の魔女を成功させたバンダイナムコHDの財務分析」について

https://www.bandainamco.co.jp/files/ir/financialstatements/pdf/20230510_Result.pdf

2023年5月の決算短信から分析します。

決算短信は会計士の監査対象外ですが、嘘は書いていないと仮定して分析します。

 

連結会計年度の経営成績は、売上高990,089百万円(前期比11.3%増)営業利益116,472百万円(前期比7.2%減)経常利益128,006百万円(前期比4.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益90,345百万円(前期比2.6%減)となりました。

 

以下セグメントごとに分析します。

 

①デジタル事業

デジタル事業はエルデンリングが売り上げに貢献したと書いております。フロムじゃないんですね・・ すみません私素人なのでそこらへんは詳しくないのです。

 

デジタル事業における売上高は385,681百万円(前期比2.0%増)、セグメント利益は49,339百万円(前期比29.1%減)となりました。

 

デジタル事業は苦戦しているみたいです。

 

②トイホビー事業

トイホビー事業につきましては、円安の進行に伴う原材料価格や燃料価格の上昇の影響を受けましたが、事業全体では好調カテゴリーやグローバル展開の拡大、生産体制の強化等をはかったことにより好調に推移

 

ワンピースのカードやガンプラが好調だったみたいです。

トイホビー事業における売上高は447,491百万円(前期比19.8%増)、セグメント利益は59,538百万円(前期比13.8%増)となりました。

 

さすがです。水星の魔女のエアリアル改修型は〇マダ電気で最後の1個を購入できたのを覚えています。また買わないと・・・(キャリバーンを)

 

③IPプロデュース事業

IPはいわゆるアニメや音楽などの事業のこと

ガンダムラブライブ!など好調な模様 もちろん私の大好きな水星の魔女も貢献したことでしょう。

 

IPプロデュース事業における売上高は81,748百万円(前期比2.2%増)、セグメント利益は10,645百万円(前期比20.5%増)

 

アミューズメント事業

アミューズメント事業につきましては、新型コロナウイルス感染拡大による一部地域での施設休業や、燃料価格の上昇による光熱費上昇等の影響を受けたものの、国内アミューズメント施設の既存店売上高が前期比で114.9%となりました。

 

これはすごい伸び率ですがコロナが収まったことを差し引かなければなりません

 

業務用のゲーム機なども売っていて好調なのですね・・・。最近ゲームセンターが苦境なイメージとちょっと違って驚きました。

 

アミューズメント事業における売上高は104,602百万円(前期比27.0%増)、セグメント利益は6,038百万円(前期比49.0%増)となりました。

 

自己資本比率は前連結会計年度末の67.7%から70.4%となりました。

この値はパーセンテージが伸びれば伸びるほど良い数字なので、成長してます

財務的に安全な会社です。

 

ただ営業キャッシュフローについて、営業活動で得られた資金は95,625百万円(前期比21.1%減)となっていることが少し心配です。本業で前年度と比べて稼げていないです。

 

水星の魔女大成功の波に乗って巻き返して欲しいところです。

スレミオ最高だあああああああああああああああああああああああああああああ