知っておくと得する会計知識240 青色申告法人の帳簿の種類は多いけど被っているものがほとんど

お疲れ様です。今日は午後から友人と麻雀をうっておりました。

大学時代はルールが全く覚えられなかったのですが、だいぶ理解できるようになりました。つくづく思うのは麻雀とポケモンのシングル対戦の運の確率は非常に似ているということ。役を覚えるのはポケモン種族値を覚えるのに近いです。麻雀のほうが戦略性は高いですが・・・

 

今回のテーマは青色申告法人の帳簿書類」について

用語の説明からします。個人事業主や事業を営んでいる会社は確定申告という所得税を納税者が自ら計算して税額を確定し、税務署に申告することをします

 

働いている方は源泉徴収表というのをもらったことがあると思いますが、あれはこの確定申告をする際に法人が作成するものの一つです。

 

この確定申告には、2通りの方法があります。

1つは白色申告もうひとつは青色申告という名前が付けられています。

詳細は省きますが、白色申告よりも青色申告の方が税金負担が少なくなるというメリットがあります。しかし、作成する帳簿条件が青色申告のほうが厳しいのです。

 

まあ厳しいというのは白色申告と比べたらの話であり普通の会社やきちんとしている会社は青色申告一択です。今はソフトもありますし、簡単に作成自体はできます。

 

青色申告で必要になる書類は以下の通りです。

①総勘定元帳 ②仕訳帳 ③現金出納帳 ④売掛金元帳 ⑤買掛金元帳 

⑥固定資産台帳 ⑦売上帳 ⑧仕入帳 ⑨棚卸表 ⑩貸借対照表 ⑪損益計算書

⑫注文書 ⑬契約書 ⑭領収書

多い・・・と思いがちですが、これは違います。というか被っている部分が多いです。

 

まず⑩の貸借対照表は、全ての会社に作成が義務付けられています。

この貸借対照表を作成するためには、①②③④⑤⑥⑦⑧⑨全てが必要です。

つまり貸借対照表を作成するのに①~⑨は必然とできあがるのです。会計ソフトならなおさら簡単です。

 

そして損益計算書これを作成しない会社は自社の利益を掴んでいないということですから作成しないほうがまずいです。

 

そして⑫注文書と⑬契約書は、見積書がその役割を果たします。(高額な製品は別)100円の商品に契約書は作成しませんよね?それと同じです。そのかわりに見積書を取るのです。

 

最後の⑭領収書については、消費税の仕入控除に必要となる書類です。別の言い方をするとインボイスです。これを保存しない会社は皆無でしょう。

 

ということで普通の決算書類を作成している会社は必然と青色申告で必要な書類がそろうわけです。個人事業主には負担が重いと勘違いされがちですが、個人事業主ならなおさら作成必須だと思います。自分の資産や負債、利益を把握していない会社はまず間違いなく倒産します。経理知識もつきますしね・・・

 

明日仕事行きたくねえ・・・・