知っておくと得する会計知識187 国立大学こそ基礎研究に金をかけるべき 

お疲れ様です。なんか今日が金曜日のような気分で働いておりました。

 

はい本日のテーマは「研究費」について

 

創薬業界やIT企業など今の企業は研究費に投資をしないと結果が出せない時代になってきています。この研究費について、読んでいる本がものすごく良いことを書いていたので紹介します。

 

わたしの取引先は官公庁などもあるのですが、官公庁への営業が超絶上手い人が読んでいる本を貸してもらいました。その方は、マジで営業上手いです。やはり結果を出す人は家に帰っても鍛錬を怠ってないです。

 

この本から引用 

これ読むのなんて官公庁で働く人だけのはずなのに会社の先輩は読んでいるらしいです。すごすぎて正直震えていました。

 

この中で私は最後しか読まなかったのですが、外部資金の説明のところに良い文章があったので紹介します。

 

”1985年くらいまでは、大蔵省の予算担当者も、常に日本の将来を見据えていました。昔の大蔵省の予算担当者は次のように考えていたのです。”

数年後に成果の見える研究なら、民間会社が営利目的で行うはずだから、国民の貴重な税金を使う必要はない。もっと未来を見て、今は利益にならない基礎研究にこそ税金をつかうべきだ。

P350より引用

 

うなってしまいました。この考えを持つ人間が中央に今いるのでしょうか?

その通りです。というか短期で結果を出す力は圧倒的に民間が上です。

これは間違いないです。共産主義が滅びた理由も一緒。競争原理が働かないからです。

 

こういう公務員にこそ税金を払いたいものですね・・・