知っておくと得する会計知識208  株式会社ガンダムの出資金を試算する(水星の魔女小説より)

お疲れ様です。いやーやはり水星の魔女はいい・・・・

小説が2巻まで出ていますが、アニメに忠実かつ登場キャラクターの心情や世界観を補完してくれるため小説は基本私は読まないのですが、これはおすすめせざるをえません。

 

さて、本日のテーマは「株式会社ガンダムの出資金」について

これ具体的な数字が小説で上がっていたので積算していきます。

アニメではこのシーンです。

この投資額3%ですがこれかなりの額だったことが判明しました。

小説2巻P196より引用

「3という数字自体は小さくあるけれど、デリングによる投資ーすなわち、デリングがミオリネに託した信頼の形といえるだろう。しかもその3%は額にして72億。」

 

はいこの金額をもとに積算します。

かなりの額ですね・・・ダブスタクソ親父も愛娘には弱かった・・・

72億で3%ということは、1%は24億円です。

100%で会社設立となっているため、24億円×100で2400億円です。

 

おお・・ちゃんとアニメの数字も同じ。ちなみに2400億円がどのぐらいの金額かというと

www.nikkei.com

www.nikkei.com

上記のように蓄電池や半導体生産、国民の年金など莫大な金額だということが分かります。

ちなみにミオリネはペイル社がこのときファラクトの廃棄とガンダム開発部門の廃止に1200億円の損金を見積もっています。ペイル社からすれば損金になるところをM&Aで逆にのれんとして株式会社ガンダムが購入してくれたわけですから

「風向きかわりそうね」と言ったわけです。

 

ちなみに会社設立のあとミオリネ社長自ら提携先へ20社ほど電話をかけて提携先を探していることも判明しました。ミオリネの行動力と投資への重圧がよくわかりますね・・

 

それではまた!