ハヤテのごとくは13年連載された漫画です。
このブログでも以前書きましたがハヤテのごとく大反省会は絶対に読むべきです。
畑先生の思いや思考がものすごく詰まっています。ヒナギクを作った作者の思考は必然と彼女の一挙手一投足に表現されています。
このハヤテのごとくは、ハヤテとナギで終わるのが正しいのは間違いないです。
ヒナギクと結ばれなくて私がうれしいというヨコシマな気持ちは断じてない
大反省会では25巻でハヤテの物語は終わりということでそれ以後はナギの物語ということを語っておられました。いかんせん同人編は不評ですが、ナギの成長を描くという視点から見ると確かに必要だと納得させられました。
私も仕事をしているのでよく分かりますが自分の好きなことや価値観が周りに評価されない、認められないという場面は山ほどあります。
同人編は、確かに万人受けしなかったのは事実ですが畑先生が描きたかったと言われていてそうだよなぁ・・としみじみ思わされました。
ゴッホの絵画や文学でもよくありますが、生きている間に評価を得られなかったものは世にごまんとあります。
自分の好きなことをして周りから評価されるってものすごく幸せなことなのです。
私が現実世界でヒナギク大好きなんて言ったらドン引きされますから・・・・
ただネットの世界で彼女への愛を語れることは幸せなことです。
前置きが大変長くなりましたが1枚目の画像のヒナギクとナギが手を合わせている絵
ナギのほうが上というのは、ナギエンドを表わしているように感じます。
またヒナギク-ナギ=ヒク(引く)
これは・・・・恋愛面では一歩引くということが暗示されている?
ナギが成長した姿がヒナギクということですから、そういう意図を畑先生は考えていたのかもしれませんね・・
引き算の発想が私は好きなのでこじつけと言われたらそれまでですが・・・
でもヒナギクの魅力ってひくべきところでひくことのできるバランス感覚にあると思います。令和の時代は押せ押せのヒロインが好きな方が多いですが、自分は一歩引いてくれるヒロインのほうが好きです。
まあ何をべらべら書こうとヒナギクが一番ということだ。