数日前に日経新聞で監査はコスト?という記事が取り上げられていました。
私も日本の監査はコストの意見に賛成です。その理由を列挙します。
反対意見もあると思いますが何か思うことありましたらぜひコメント欄にてこういう捉え方もあると反論していただければと思います。
①日本は税務申告する際に一定レベルの決算書類を提示して法人税を納税するから
これが最も私が監査をコストと捉える理由です。法人税の納税額をきちんと算出できる決算書類を作成できるということは、それなりの保証があると捉えられているからです。実質納税が監査の役割を日本の場合は担うからです。
②監査報酬が減っているのはその分の価値が日本の場合はありませんということ。
日本の公認会計士制度ができたのは戦後です。明治時代から会計関係の仕事は官吏が大きな役割を担ってきたのです。①と絡んできますが公組織が実質会計士の役割を担ってきたと私は捉えております。
③書類のあら探しと証明に大金を払う価値は正直ない
監査ってかっこよく言いますが実態は書類のあら探しと指摘です。
これを大金払って得られるのは決算書にたいする証明のみ。しかもその証明も100%確実ではない。嫌なことにわざわざ大金払って法律で決められてるから大企業の場合は、1億円以上も払うのです。このただの証明に価値があるかと言われると私はないと思います。この証明も①が実質果たしていますし・・・
と上記のような理由が監査をコストとして捉える理由です。
まあ我が社のような小さな会社はほぼないですけどね!(補助金関係だけです。)
あの検査も公務員の方がするので会計士がされるわけではないのです。