知っておくと得する会計知識543 電気料金の値段は総括原価方式によって決められている。

こんばんは! 野球のオープン戦が各地で始まり野球シーズンの到来を予感させます。

このワクワク感が好きなんですよね・・・ 去年はWBCで盛り上がっていましたから

 

さて、今回のテーマは「電気料金の値段と総括原価方式」について

実は電気料金の値段というのは、この総括原価方式という仕組みが採用されています。

この仕組みにより離島・へき地・田舎などでも電力料金は一律なのです。

私が田舎住みでしたからこの制度に助けられました。

 

総括原価方式とは、供給原価に適正利潤(適正な事業報酬)を上乗せして料金が決定するもので、安定した供給が求められる公共性の高いサービスの事業に適用される。

具体例としては電気料金ガス料金水道料金などがある。

ja.wikipedia.org

https://www.tepco.co.jp/cc/kanren/images/120528a.pdfより

 

https://www.tepco.co.jp/cc/kanren/images/120528a.pdf

 

もっと簡単に言うと公共性の高いサービスに対してあらかじめ供給するのに必要なコストと利益を乗せて料金を決定する方式のことです。

つまりと利益をしっかり価格に上乗せできるということ

 

羨ましい・・・ インフラ業界が安定していると言われる理由の一つです。

しかし、この方式利点だけではありません。

それだけ価格決定に有利ということはそれなりの責務を果たさなければなりません。

それが私たちの田舎にもきちんと電力やガスのサービスを供給するということです。

 

一般のサービスだったら人が少ないところに店舗を設けたりしませんよね?

私の実家の田舎は実際コンビニがありませんでした(´;ω;`)

田舎にコンビニ建てて採算とれませんから

 

電気やガス、水に関してはこういう採算のとれない地域にもしっかり固定施設を設けて供給する義務を負うのです。

 

施設を運営するということはこういう会社の方もそこで働くわけです。

まあ私の知り合いは良い人ばかりでしたけどね!(某電力会社)

 

しかし、電力会社って社会人野球チーム聞かないですよね・・・

ガス会社は社会人野球チームが多いイメージです。

 

それではまた!