知っておくと得する会計知識454 電力やガス、鉄道などの公益事業は大量生産による費用逓減の法則が最も多く作用するものの筆頭

おはようございます。本日実家へ帰ります。

実家は落ち着かないのですが、祖父母が高齢のため帰れる時に帰っておかねばということで帰ります。

 

本日のテーマは「公益企業と費用逓減の法則」について

公益企業は、水道やガス、電気、鉄道をイメージしてください。

費用逓減(ていげん)の法則とは、

総費用に占める固定費割合が非常に大きく、生産量が増加するほど平均費用が減少するという特性を持つ産業

のことです。

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電気は発電機や送電線、ガスはパイプや供給管、原材料保存や輸送、水道は水道管やパイプなど固定資産が多い産業です。

この固定費は電気やガスなどの利用する・しないに関わらず維持費用がかかるため、使用する人が多ければ多いほど事業にかかる費用の割合が少なくなっていくという仕組みです。

(固定費は一定のため、使う人が多かろうが少なかろうがかかる費用は変わらないため、利用者が多くなればなるほど利潤が増える仕組みです。)

 

グラフなどで解説するケースが多いですが仕組みを知ればそんなに難しい概念ではありません。

 

それではまた!