知っておくと得する会計知識752 複式簿記の原則 発生主義について解説

土日のどっちか出勤しないといけない・・

ついに終わりませんでした。

挙句の果てに振込先を間違っていたというアウトオブアウトの出納係より連絡。

4000円ちょっとで振込先に会社さんがこの4000円何か勝手に振り込まれてると正直に言ってくれなかったら恐ろしい・・・

似たような会社さんで同じ〇〇という単語がつくのですが、判子を何で押したからな・・・

というか振り込むまで誰も気づかないというお手本のような現場猫案件。

ふぅ・・・・ 即日処理です。

 

ということで今回発生主義のおかげで最悪のケースを免れることができた発生主義の原則について解説。今回のような失敗があると複式簿記の良さを実感します。

官公庁が単式簿記をいまだに採用しているのはそういうお察しの理由です。

 

発生主義では、売上の収入や費用の支出額が確定した時点の日付で帳簿をつけます。掛売りや掛仕入れなど、金銭のやり取りがまだ行われていなくても、取引が確定しているのであれば計上可能です。

この考え方によって、数ヶ月に一度の精算となる傾向にあるリース料やレンタル料、水道料金なども、毎月の会計に均等に配分して計上でき、正確な損益計算ができます。

高額な資産の耐用年数に応じて取得費用を配分する「減価償却」の会計処理も、発生主義に基づいて行われています。

企業で採用されている会計処理のほとんどは、発生主義会計による複式簿記が採用されています。個人事業主でも、確定申告で青色申告特別控除を受ける場合は、発生主義による複式簿記が必要です。

www.freee.co.jp

今回の振込間違いは相手方の会社が発生を認識していないため、多く振り込まれていることに気づいたわけです。相手が誠実な会社で良かった・・・

こうして報告がなくても別の会社が振込金が足りませんという連絡は来るため、複式簿記はこういう不正や間違いが発生したときにすぐ気づける利点があります。

 

世の中で複式簿記が採用されると世の中がよくなるという話でした。

 

経理とはこういう少しミスる減点主義なところが何とも言えませんね・・・

しかも法人税減税という意味不明な経理作業を発生させるゴミ政府。

企業の競争力を奪いたいのですかね ただでさえ忙しいのにこういうのが来るとミスを誘発するのです。