お疲れ様です。本日の甲子園は結構点差が開いたゲームが多かったですね。
仙台育英が優勝筆頭でしょう。決勝カードの予想は仙台育英VS神村学園と予想します。
(準決勝のカードでした・・・・すみません)神村学園の左腕の子がすごいです。
今回の会計テーマは「決算短信の事業セグメント」について
決算短信を出す企業は、上場企業であり2ヶ月半に1回財務報告をするというかなり過酷な経理業務が発生するわけですが、この事業セグメントについて解説します。
標題の通り、決算短信のセグメント情報は、売上高・利益・資産のどれかが10%以上のものを売上高・営業利益・資産などの金額を部門別に記載することとなっています。
現在は変化の激しい時代ですから多角化経営をするところが多いです。(というか多角化しないとリスクがかなり大きいと思います。)
このセグメントですが地域で分割したり、事業で分割したりと分類の括りは会社にゆだねられています。
トヨタ自動車株式会社を例に挙げます。(日本で一番大きな部品メーカーです。)
global.toyotaより2024年3月期四半期報告書(第1四半期)から引用
以下の事業セグメントになっています。
①自動車 ②金融 ③その他
トヨタは米国会計基準を採用しているため、セグメント情報はあまり詳しくありません。このセグメント情報に関しては、日本基準のもののほうがしっかり記載しています。西武HDや大成建設などのほうがわかりやすい。
意外と思うのが②金融ではないでしょうか?実は自動車産業は車の保険や分割購入の際のローンなどもビジネススタイルの一つです。一括で購入は高額なお金が必要となるためそれでは消費者が車を購入しようとは思いません。それを解決するためにローンを組ませるのです。
まあ逆の発想で言えば一括で購入したほうが消費者の視点としては利子が上乗せされないため。総計金額は安上がりなわけです。私は住宅以外の購入は極力ローンは避けた方がよいと個人的に思います。
この自動車会社は会計基準がけっこうバラバラなため、テーマとしておもしろいのですが機会があったら書きます。
それではまた!
そんな仕事で大丈夫か? 大丈夫だ問題ない(大嘘)